令和元年11月6日
当金庫はSDGs宣言のもと、このたび、阪神高速道路株式会社(以下、「同社」という)が発行するソーシャルボンド(阪神高速道路株式会社第21回社債(一般担保付、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構重畳的債務引受条項付)、以下「本債券」という)への投資を決定したことをお知らせいたします。
「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券のことであり、グリーンボンドとともに、ESG(*1)投資の対象となります。本債券は、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するソーシャルボンド原則に適合する旨、格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得しております。
本債券の発行による調達資金は、同社が担う高速道路事業に充当され、「交通安全確保」、「災害発生時の機能維持」、「渋滞対策」、「インフラの老朽化対策」などの社会貢献活動に活用されます。高速道路事業は、国連の策定する持続可能な開発目標(SDGs)(*2)のうち、「目標3:すべての人に健康と福祉を」、「目標8:働きがいも経済成長も」、「目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう」、 「目標11:住み続けられるまちづくりを」、「目標13:気候変動に具体的な対策を」の達成にも貢献します。
今後も当金庫は、適切なリスク管理のもとで、同様の投資を継続的に実施していき、地域金融機関としての社会的使命・役割を果たしてまいります。
【本債券の概要】
銘柄 | 阪神高速道路株式会社第21回社債 (一般担保付、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構重畳的債務引受条項付) |
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年限 | 1年 |
発行額 | 550億円 |
発行日 | 令和元年10月9日 |
- (*1)ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと
- (*2)持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットのこと