休眠預金等のお取り扱いについて

平成30年（2018年）1月に施行された「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」（以下、「休眠預金等活用法」といいます。）にもとづき、お客さまからお預かりしている長期間異動がない預金（以下、「休眠預金等」といいます。）につきましては、毎年一定の期日に、預金保険機構へ納付させていただく場合がございます。
なお、休眠預金等活用法にもとづき、預金保険機構に納付された預金等につきましては、お客さまの申出により払戻しをさせていただくこととしております。

休眠預金等の定義

1. 1.休眠預金とは
   休眠預金等活用法第2条第6項に規定する預金等であって、当該預金等に係る最終異動日等から10年を経過した預金等をいいます。
2. 2.最終異動日等とは
   休眠預金等活用法第2条第5項各号に規定する日のうち最も遅い日です。
3. 3.異動とは
   当金庫における異動とは、以下の事由をいいます。
   1. (1)法定の異動事由
      1. ①引出し、預入れ、振込の受入れ、振込による払出し、口座振替その他の事由により預金額に異動があったこと（当金庫からの利子の支払に係るものを除きます。）
      2. ②手形または小切手の提示その他の第三者による支払の請求があったこと（当金庫が当該支払の請求を把握することができる場合に限ります。）
      3. ③預金者等から、この預金について次に掲げる情報の提供の求めがあったこと［この預金が休眠預金等活用法第3条第1項にもとづく公告（以下、本項において「公告」といいます。）の対象となっている場合に限ります。]
         1. (a)公告の対象となる預金であるかの該当性
         2. (b)預金者等が公告前の休眠預金等活用法にもとづく通知を受け取る住所地
   2. (2)休眠預金等活用法第2条第4項第2号にもとづき、当金庫が行政庁から認可を受けた以下の事由
      預金種類ごとの認可事由は以下のとおりです。

（異動事由）

1. ①預金者等の申出による預金通帳又は証書の発行（再発行、繰越を含む。）、記帳（定期性預金において記帳する取引がない場合は平成31年2月25日以降のものに限る。）、ストライプ修復。
2. ②預金者等による次に掲げる残高確認の求め。
   1. (a)当金庫ATMでの残高照会、取引履歴照会
   2. (b)他金融機関ATMでの残高照会（平成31年2月25日以降のものに限る。）
   3. (c)IB又はANSERでの残高照会、取引履歴照会（平成31年2月25日以降のものに限る。）
   4. (d)残高証明書の発行依頼（平成31年2月25日以降のものに限る。）
3. ③預金者等の申出による次に掲げる契約内容又は顧客情報の変更。
   1. (a)キャッシュカードの発行、再発行、解約
   2. (b)口座種類変更（有利息・無利息の切替）
   3. (c)キャッシュカードの暗証番号、利用限度額、デビットカード取扱変更
   4. (d)媒体切替（通帳式から証書式又は証書式から通帳式への変更、総合口座への組入・組入の解除）
   5. (e)氏名・名称、住所・所在地、連絡先、勤務先、収入または資産等、当金庫が把握するお客さまに関する情報の変更（平成31年2月25日以降のものに限る。）
4. ④預金者等による口座を借入金の返済に利用する旨の申し出（平成31年2月25日以降のものに限る。）
5. ⑤総合口座等複数の預金等を組み合わせた商品に係る預金等にあっては、当該商品に係る他の預金等について異動が生じたこと。

（預金の種類）

1. ※財形預金、マル優扱い預金は休眠預金等の対象外です。