後見制度支援預金とは
後見制度において、ご本人(被後見人)の財産(ご預金)を不適切な引出等から保護し、安全かつ適切な管理をご支援する仕組みです。
家庭裁判所の「指示書」で入出金等の取引を行う「普通預金」であり、安全なうえ、最低預入の制限がなく口座管理のための手数料もかかりません。また、後見人が必ずしも専門職後見人である必要もありません。
特徴
- (1)全ての取引(入出金・解約等)に裁判所の指示書が必要となります。
- (2)普通預金であり、手数料はかかりません。また、キャッシュカードは発行されません。
- (3)金利は、普通預金の店頭表示金利を適用いたします。
- (4)後見人が口座を開設できます。(裁判所の判断により専門職後見人が選任される場合があります)
- (5)現在は、「後見」の類型のみの取扱いとなります。
メリット
- ・手間やコストをかけず、お取引を継続することができます。
- ・家庭裁判所が関与することで、「公平性」・「透明性」の高い財産管理が可能となり、後見人の財産管理の負担軽減につながります。