高岡信用金庫

景況レポート

(2026年7月~9月期実績、2026年10月~12月期見通し)

今期(7~9月)は、製造業・卸売業の一部および小売業、サービス業を除く業種では、売上、収益ともに前期を上回る結果となった。特に、製造業の一部や卸売業の大半の業種、および不動産業では前期の見通し予想を大きく下回った。

来期(10~12月)については、建設業、木材業、および製造業・卸売業の一部を除き、売上、収益ともに今期比上昇を見込んでいる。

概況

2026年8月の有効求人倍率は、全国平均1.18倍で、前月と同水準であった(富山県は1.48倍で前月比0.02ポイント上昇)。一方、9月の国内企業物価指数(速報値)は前月比で▲0.3%と2カ月連続のマイナスとなり、前年比では+6.8%と前月から0.8ポイント縮小した。また、今期(ただし7~8月)の消費活動指数(季節調整済・旅行収支調整済)は106.3(2020年=100)となり、前期(4~6月)比▲1.0%であった。月別では7月106.7、8月は105.8であった。(日本銀行HPより)

当庫の調査においては、今期(7~9月)の景況感(D.I.)は、売上、収益ともに、2期連続で前期を上回る結果となった。

来期(10~12月)についても、売上、収益ともに上昇する見通しとしている。

令和8年7月~9月期の日経平均株価は、7月にAI過剰投資懸念や中東情勢の緊迫化を受け61,000円台まで大幅下落したものの、8月中旬には好調な企業決算やAI過剰投資懸念の後退などから69,000円台まで上昇した。その後、9月にかけては、長期金利の上昇や中東情勢悪化を受けた原油高などから下落し、66,753円で引けた。

日経平均株価(単位:円)

 最高最低
7月70,47461,434
8月69,22063,754
9月66,75363,484

業況

今期(7~9月期)の全業種の業況(前年同期と比較した増減率の平均)は、売上額▲0.8%、売上数量▲1.9%、収益が▲1.0%となり、前期(4~6月期)との比較においては、売上額は0.6ポイント上昇、売上数量は1.5ポイント上昇、収益でも2.0ポイント上昇した。

また、今期における全業種平均での売上額D.I.は、前期より0.4ポイント上昇の▲18.2、収益D.I.も3.8ポイント上昇の▲20.1となり、いずれも2期連続での前期比上昇となった。

来期(10~12月期)見通しの全業種平均のD.I.で.は、売上額で今期より12.6ポイント上昇し▲5.6、収益では今期より9.9ポイント上昇の▲10.2を予想している。

売上額DI(「増加」-「減少」の社数構成比)

今期(7~9月期)の全業種総合の売上額D.I.は、▲18.2となり、前期(4~6月期)に比べ0.4ポイント上昇。

来期(10~12月期)についてのD.I.は、▲5.6と、今期に比べ12.6ポイントの上昇を予想している。

収益DI(「増加」-「減少」の社数構成比)

今期(7~9月期)の全業種総合の収益D.I.は、▲20.1となり、前期(4~6月期)に比べ3.8ポイントの上昇。

来期(10~12月期)についてのD.I.は、▲10.2と、今期に比べ9.9ポイントの上昇を予想している。

対前期比売上額DI 2025年
10月~12月
2026年
1月~3月
2026年
4月~6月
2026年7月~9月 2026年
10月~12月
予想
見通し実 績
増加した 35.4 22.6 27.3 24.7 25.8 29.4
変わらず 28.7 23.7 26.8 35.0 30.2 35.6
減少した 35.9 53.7 45.9 40.3 44.0 35.0
「増加」―「減少」 ▲ 0.5 ▲31.1 ▲18.6 ▲15.6 ▲18.2 ▲ 5.6
対前期比収益DI 2025年
10月~12月
2026年
1月~3月
2026年
4月~6月
2026年7月~9月 2026年
10月~12月
予想
見通し 実 績
増加した 30.7 18.7 22.2 18.9 25.7 23.7
変わらず 36.3 35.0 31.7 36.6 28.5 42.4
減少した 33.0 46.3 46.1 44.5 45.8 33.9
「増加」―「減少」 ▲ 2.3 ▲27.6 ▲23.9 ▲25.6 ▲20.1 ▲10.2

*このレポートは高岡市内194社、射水市内等24社、計218社について景気の現況と見通しについて調査を行ったものです。(回答182社、83.5%)

今期(2026年7月~9月)の景況レポート