うわしんのご案内
理事長よりごあいさつ
平素は当金庫業務に格別のご支援とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
ここに謹んで第100期決算と業況の概要について、ご報告申し上げます。
昨年度の日本経済を取り巻く環境は、ロシア・ウクライナ戦争の長期化や物価上昇だけではなく、大幅な円安の進行、イスラエル・ハマス戦争など想定外のかく乱要因も少なからずあるなか、春闘における30年ぶりの高い賃上げや企業の高い投資意欲、日経平均株価が最高値を更新するなど、我が国経済にとって前向きな動きがみられつつあります。
こうしたなか、日銀は3月の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除、四半世紀にわたって達成し得なかったデフレからの脱却に向けた千載一遇のチャンスを迎えています。
一方、大企業の業況や収益の改善は続いているものの、大半の中小事業者は物価上昇によるコスト増を価格に転嫁できておらず、地方にその恩恵が行き渡るまでには至っていません。
このような経済環境のもと、令和5年度の業績につきましては、預金期末残高1,111億円(前期比▲6億円)、貸出金が691億円(前期比+2億円)となりました。
一方収益面では、資金利益が45百万円増加し、本業の収益力を示すコア業務純益は前年比で17百万円の増益、414百万円となりました。
一方で、積極的な不良債権処理を行いましたが、経常利益は前年比66百万円増加し、202百万円となりました。
また、経営の健全性を示す自己資本比率は8.66%(前期比▲0.28%)と、国内基準の4.0%を大きく上回る水準を維持しています。
今年度は、新中期経営計画の初年度であり、『うわしん「未来を拓く変革への挑戦」2024』をテーマとして、「会員、お客さま、そして職員をはじめとする地域のすべての人の成長と幸せのために行動し、協同組織の地域金融機関として地域が抱える課題解決に貢献し、持続可能な地域社会を創る」ことを目指します。
また、本年は宇和島市内の営業体制の刷新なども控えており、当金庫にとって新たな節目の年を迎えることになります。
これを機に、地域の皆様により信頼される信用金庫となれるよう役職員一同努力して参りますので、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年7月 濱田 竜也

うわしん Corporate Identity

シンボルのご紹介
地域の方々に愛され、また末永く信頼される存在になりたいとの願いを込め、優しさと温もりを
感じさせるシンボルが誕生しました。
「人」のあたたかさ・心が伝わるシンボルを目指したデザインです。
四国を表す四角形にUSという宇和島信用金庫(Uwajima Shinkin Bank)が含まれ、人と人とが
向かい合い、ふれあいつながり合う「絆」や「緑」も意識しながらデザインされています。

金庫案内
本店所在地 | 〒798-0041 愛媛県宇和島市本町追手2丁目8番21号 TEL 0895-23-7000(代) |
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創立 | 大正11年5月3日 |
理事長 | 濱田 竜也(はまだ たつや) |
役職員数 | 105名 |
店舗数 | 10店舗 |
店外キャッシュコーナー | 8ヶ所 |
本預金 | 111,125百万円 |
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貸出金 | 69,114百万円 |
出資金 | 672百万円 |
自己資本比率 | 8.66% |
会員数 | 6,068名 |
事業内容
- 預金業務
- 融資業務
- 内国為替業務
- 各種代理業務
- 各種公金取扱業務
- 公共債の引受
- 貸金庫業務
- 有価証券の貸付
- 国債の窓口販売
- 債務の保証
- 保険の窓口販売等
