ごあいさつ
米子信用金庫のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。
平素より私ども米子信用金庫に格別のご支援とご愛顧を賜り、誠にありがたくお礼申し上げます。
令和5年度の我が国経済は、緩やかな回復が続き、賃金・物価上昇を背景として日本銀行のマイナス金利政策が解除されるなど、総じて堅調に推移しました。一方、物価上昇の長期化、地政学リスクの顕在化、人材不足の深刻化など、経済を取り巻く不確実性は高く、先行きは依然として不透明な状況です。
こうした環境のもと、令和5年度は中期経営計画の最終年度として、役職員一丸となって地域・お客さまの課題解決サポートに取り組んでまいりました。
具体的には、エネルギー・原材料価格の高騰に苦しむお客さまなど、個々の実情に応じて資金繰り支援に取り組むとともに、営業店と本部ビジネスサポートチーム、外部機関とも連携した本業支援、経営改善支援や事業承継支援に取り組んでまいりました。
また、地元米子市との間での「包括連携協定」の締結、「皆生温泉観光宣伝隊」による観光誘致活動、SNSを通じたお客さまの情報発信など、地域の活性化にも取り組んでまいりました。
加えて、営業店窓口でのお客さまの書類記入負担を軽減する「窓口支援システム」の全店配置、キャッシュレス決済サービスへの対応拡大など、利便性の向上に向けた取り組みも進めてまいりました。
こうした取り組みの結果、厳しい経営環境の中ではありましたが、経常利益は252百万円、当期純利益は244百万円を計上することができました。
令和6年度から、新中期経営計画“変革”がスタートしました。「地域で一番“ありがとう”と言われるコミュニティバンク」を目指す姿に掲げ、お客さまにとって一番頼りになる相談相手として、地域・お客さまの課題解決に取り組み、地域とともに新しい価値を創造してまいります。今後ともご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年7月 理事長 青砥 隆志 |