インターネットバンキングへの不正アクセスによる被害にご注意ください

2017年04月04日

 今般、欧州の犯罪グループのサーバに保管されていたインターネットバンキング利用者の情報(ID、パスワード等)に国内金融機関の利用者情報が含まれていたとの報道がございました。

 なお、当金庫では該当はありませんでした。

 また、業務連絡や通販サイト、マイクロソフト、振込取引等を装う不審なメールによってお客様のパソコンをウイルス感染させ、インターネットバンキングのIDや暗証番号等を不正に取得するとともに、お客様に気づかれずにパソコンに侵入し、お客様の口座から不正に預金を引き出す被害が全国の金融機関で発生しております。
 
 お客様におかれましては、不正な引き出しを確認された際には、早急に当金庫へご連絡いただくとともに、このようなパソコンのウイルス感染や不正な引き出しの被害発生等を防ぎ、サービスをより安全にご利用いただくため、以下の点にご注意いただきますようお願いします。

 

安全にご利用いただくためにご注意いただきたい点

セキュリティ対策ソフトをご利用ください。

 まずは、当金庫より提供していますインターネットバンキング専用の無料ウイルス対策ソフト「Rapport(ラポート)」の導入をお願いします。

   くわしくはこちらをご覧ください。ウィルス対策ソフト Rapport(ラポート)

 市販のセキュリティ対策ソフトは、常に最新の状態に更新してご利用ください。 また、定期的にセキュリティ対策ソフトによるウイルスチェックを実施してください。

電子証明書方式をご利用ください。

 電子証明書とは、電子的に作られた身分証明書のようなものです。電子証明書をパソコンに保存し、インターネットバンキング利用時に電子証明書を提示することにより、正当なパソコンであることを確認する(端末認証)のために用いられるものです。

ワンタイムパスワード(ソフトウェアトークン)をご利用ください。

 ワンタイムパスワートは、30秒ごとに変わる1回限りの使い捨てのパスワードです。インターネットバンキングで資金移動を行われる際に、これまでの利用者暗証番号(固定の暗証番号)に替えて、ワンタイムパスワードを入力して認証を行います。
 万が一、契約者ID・利用者ID、利用者暗証番号等が盗まれてもワンタイムパスワード(ソフトウェアトークン)は30秒ごとに更新されるため、第三者による不正利用などのリスクが低くなります。

   くわしくはこちらをご覧ください。ワンタイムパスワ-ド

「ワンタイムパスワード」の数字すべてを入力いただくことはありません。

インターネットバンキングにログインした後に、お客様のパソコンに感染したウイルスが不正な入力画面を表示し、お客様の情報を入力させようとする事象を確認しております。

「あなたのコンピュータシステムが認識できませんでした。」というメッセージではじまるワンタームパスワードを要求された場合、絶対にワンタイムパスワード等を入力しないでください。

詳しくはこちらをご覧ください。

利用者番号や暗証番号(パスワード)は厳重に管理してください。

 利用者番号や暗証番号(パスワード)は、パソコンに保存せずに厳重に管理してください。
 暗証番号(パスワード)は、定期的に変更することをおすすめします。

OSやブラウザは、必ず最新版にアップデートしてご利用ください。

推奨環境と設定について

ウイルスの感染を防ぐため身に覚えのないメールは開かないでください。

 また、不審なホームページにアクセスしないでください。

前回のログイン時間をご確認ください。

 身に覚えのないログイン時間である場合は、早急に当金庫へご連絡ください。

取引限度額は必要最小限に設定してください。

 

以上