中小企業の経営支援に関する取組方針

いちい信用金庫は、地域の中小企業(小規模事業者を含む。以下、同じ)の皆様の繁栄に寄与するため、以下の方針に基づき、経営支援に全力で取組んでまいります。


1 基本方針

当金庫は、地域の中小企業の経営相談・経営指導および経営改善に関するきめ細かな支援に取組むことは、地域経済の発展に寄与するものであり、 地域金融機関として最も重要な役割であると考えています。


2 経営支援に向けた具体的な方針

(1)経営者の主体的な取組みを最大限支援

中小企業の経営改善や事業再生には、事業のライフサイクルに応じた経営指導や経営改善支援が重要であり、経営者の主体的かつ積極的な取組みを、最大限支援します。


(2)外部機関・外部専門家との連携

高度かつ専門的な経営課題等には、外部機関等の第三者的な視点や外部専門家の専門的な知見が必要であり、そのため、産学官金の連携を推進します。


(3)事業再生支援の取組み

中小企業活性化協議会と連携し事業再生支援に取組むほか、事業再生ファンド等、様々な再生手法の活用に努めます。


(4)中小企業施策等の活用

小規模事業者経営改善対策等の周知や普及活動を通じて、それらを積極的に活用します。


(5)新たな融資手法の活用

円滑な資金供給に対応するため、中小企業の事業価値を見極め、個人保証や不動産担保に過度に依存しない融資手法の活用のほか、ABL (動産担保融資)の活用にも努めます。


(6)販路拡大等の提案

ビジネスマッチングや、ポータルサイトを活用した販路拡大等を提案します。


(7)人材の育成

「目利き能力」の育成のため、実践的な研修や専門家等との同行訪問を活用し、経営支援能力のスキルアップに努めます。


3 経営支援体制

(1)本部に経営支援担当部署として、「営業推進部 経営支援課」を設置しています。


(2)営業店には、「経営支援責任者(営業店長)」および「経営支援担当者」を配置しています。


(3)日曜相談窓口を設置し、お客様からの幅広い相談に対応しています。


以上