理事長メッセージ

今まさに、
明確な強いリーダーシップが必要とされるとき。

日本の企業はその9割以上を中小企業が占め、これらの企業が日本経済を支える大きな土台となっています。東京都中央区に本店を持つ「東京シティ信用金庫」は、東京23区を中心に営業店を展開する地域密着型金融機関。お客様との強い絆のもと、長く続いてきた地域密着型の姿勢で、お客様をよく知ることにより「人の心」に届く金融サービスを提供してきました。そしてその結果、地域の企業様や住民の皆様からの厚い信頼を得てきました。

当金庫の特色は、5つの信用金庫の合併（2000年）を機に、大規模な組織再編成、業務改善を行い、金融資源の地域還元を図れる良好な財務体質をめざしてきたことです。具体的には、融資金庫としての設立（1952年）当時から得意としてきた融資分野とともに、有価証券などの運用の分野にも力を入れ、お客様を様々な角度から支援できる体制を強化してきました。

また、中長期的な視野で組織の若返りを図るため、新しい人材のリーダーシップの発揮を求めています。当金庫は合理化を推進する中で、真のチームワークが発揮できるように、正しく・温かい人間関係を作り上げ、職員の生活の安定向上に努めています。同時に組織の”幹”を太くするために人材育成に力を入れ、マンツーマン教育制度や個別面談、自己申請制度などきめ細かな教育・人事体制を整えています。公平・公正な評価をモットーとしていますので、学歴や職歴、男女に関わらず、これからますます個々が活躍できる場が増えてくるでしょう。

礼に始まり礼に終わる。人は人によって支えられています。
私は営業畑を歩んできた人間ですが、経験を積むほどこうした実感が強くなっていきました。特に地域の皆様に支えられ、地域への金融資源の還元を目的とする信金の仕事は、一人ひとりの行動力と熱意が大きな力となっていきます。勉強でも遊びでも、何か1つ目標を持ち、行動を起こしてきた人なら、当金庫での仕事はやりがいの大きなものになるはずです。日本経済の中心である東京という街を舞台に、地域活性化の一翼を担う仕事に一緒に取り組んでいきましょう。