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厚生労働省が発表したデータによると、日本人の平均寿命は「男性81.25歳」「女性87.32歳」、男性の4人に1人、女性の2人に1人が90歳以上生きる時代です。すなわち、ご退職後の人生が、20年、30年続いていくということですから、セカンドライフのため、長生きのための準備は、早いうちからはじめられるとよいですね。
※厚生労働省「平成30年簡易生命表の概要」参照
では、実際にセカンドライフに向けて、いくら準備すればよいのでしょうか?ご家庭ごとに基準は異なりますが、ご夫婦二人でゆとりのある生活を送るために必要な資金は、毎月約36万円といわれています。
公的年金等による平均収入は、会社員の場合、ご夫婦で約22万円ですので、月々の不足額は約14万円、30年間の総額では5,040万円にもなります。
その不足分を早いうちからご準備していく必要がありますね。
公的年金額は厚生労働省「令和2年度の年金額改定について」による
※「夫婦2人分の公的年金額」(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)は、平均的な収入(平均標準報酬(賞与を含む月額換算)43.9万円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です
60歳以降のセカンドライフにおいて、主な収入は公的年金をとなります。実際、年金を受け取るための手続きはどうしたらいいか、ご自身で受け取れる年金額はいくらぐらいかなど、疑問に思っている方も多いと思います。当金庫には、年金の請求手続きをサポートする専門のスタッフがおりますので、お気軽にご相談ください。また、当金庫には、年金をお受け取りの方への特別なサービスがあります。
「お金の寿命」を延ばす方法の一つとして、資産運用を検討しましょう。例えば、2000万を毎月10万ずつ取り崩すと、約16年でお金がなくなってしまいますが、年3%で運用しながら取り崩すと、お金の寿命は22年まで延びます。もちろん、運用次第にはなりますが、運用しながら取り崩していくことにより、お金の寿命を延ばすことが可能です。