入庫1年目は、3ヶ月間事務係を経験しました。主に事務手続きや、窓口業務等を経験することにより、お客様と会話をすることを中心に事務の基礎を学びました。残り9ヶ月間については、融資係を経験し、貸出先の稟議書の登録や、稟議書作成の補助等を行い、融資係の基礎を学びました。2年目から営業係となり、1人で外に出て営業活動を行うようになりました。営業係は定期積金といった毎月積み立てる預金の集金や、定期預金の満期管理、融資の貸出や新たに取引を開始していただくための新規訪問、個人・法人の資金の相談等、仕事は多岐にわたります。最初は右も左もわからず、多くの失敗も経験しましたが、お客様や、先輩・上司の方から、ご指導いただき少しずつ一人前の活動ができるようになりました。

1番はたくさんのお客様と様々な会話ができることです。お客様は各々、様々な意見を持っているため、常に多方面からの意見を吸収することにより、私自身の成長につながっていると感じます。その中で吸収したことが、契約へと結びついた時、とてもやりがいを感じます。

初めて契約につながったことについては、どの業務でも印象に残っています。定期預金の作成や融資の契約など、すべてが初めての経験であった為、いろいろな方に指導してもらい、無事に完了できたことです。完了することで、お客様から「ありがとう」と言われたことがとても印象に残っています。

たくさんの方に出会えたことです。今までお世話になったお客様や、先輩・上司の方々にはいろいろなご指導いただき、様々なことを学びました。学んだことが、現在の活動の「幹」となっています。また、特に同期には普段の仕事の悩みや疑問などを相談し合える大切な仲間です。たくさんの方に出会えたこと興産信用金庫に入庫していなければなかったことです。

すべての出会いを大切にしてください。時には悪い出会いもあるかもしれません。しかし、それ以上に良い出会いや、自分の成長につながることがたくさんあります。そして、自分の周りの人を大切にしてください。私が、信用金庫を選んだ理由は、地域に根付いており、地元を大切にし、地元に貢献することで成り立っているということで、私が求めていた業種だと感じたからです。皆さんも出会いを大切に悔いのない就職活動を行ってください。