総代会
会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております
総代会の仕組みについて
1.総代会制度について
信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。したがって、会員は出資口数に関係なく、1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することとなります。しかし、当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。
この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。したがって、総代会は、総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、総代構成のバランス等に配慮し、選任区域ごとに総代候補者を選考する選考委員会を設け、会員の中から適正な手続きにより選任された総代により運営されます。
さらに、当金庫では、総代会に限定することなく、日常の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営改善に取り組んでおります。
なお、総代会の運営に関するご意見やご要望につきましては、お近くの営業店までお寄せください。

〈総代の氏名等〉※氏名の後の数字は総代への就任回数(区・住所順)

(2023年6月16日現在)
〈総代の属性等別構成比〉 ※業種別の構成比は、法人・法人代表者、個人事業主に限る

(2023年6月16日現在)
2.総代とその選任方法
(1)総代の任期・定数
- 総代の任期は3年です。
- 総代の定数は、90人以上120人以下で、会員数に応じて各選任区域ごとに定められております。なお、2023年6月16日現在の総代数は102人で、会員数は20,099人です。
(2)総代の選任方法
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っております。
そこで総代の選考は、総代候補者選考基準(注)に基づき、次の3つの手続きを経て選任されます。
①総代会の決議により、会員の中から総代候補者選考委員を選任する。
②選考委員会を開催のうえ、総代候補者選考委員が総代候補者を選考する。
③上記②により選考された総代候補者を会員が信任する(異議があれば申し立てる)。
(注)総代候補者選考基準
- 資格要件
- 当金庫の会員であること
- 就任時点で満80歳を超えていない方
- 適格要件
- 健康であり総代会に出席できる方
- 地域における信望が厚く、見識を有する方
- 人格にすぐれ、金庫の理念・使命を十分理解している方
- 総代候補者選考委員が適格と認めた方
総代が選任されるまでの手続きについて

3.第122期通常総代会について
2023年6月16日、第122期通常総代会を開催いたしました。
- 報告事項
第122期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)
業務報告、貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件 - 決議事項
第1号議案 剰余金処分案承認の件
第2号議案 定款第15条に基づく会員除名の件
第3号議案 理事10名選任の件
以上、いずれも原案通り承認可決されました。