

日頃より湘南しんきんをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
6月に開催された第99期通常総代会では、14年連続の黒字決算を報告し、総代の皆さまからご承認いただきました。当期は貸出金残高が過去最高となったことなどから、貸出金利息収入が4年振りに増加に転じました。また、本業の収益力を示すコア業務純益は前期比34%増加し収益力を強化させることができました。これは、地域のお客さまをはじめ、多くのお取引先さまのご協力あってのことであり、心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルスの法的位置付けが2類から5類へと移行され、マスクの着用も個人の判断に委ねられるなど、だいぶコロナ禍前の生活が戻ってきました。アフターコロナへと移行する中、お客さまの声を聴くと、原材料費の高騰や電気料など光熱費の相次ぐ値上げ、人手不足等、新たな経営課題を抱えているお客さまが大勢いらっしゃいます。当金庫は引き続き、お客さまに寄り添い、資金繰り支援、本業支援、経営改善支援を第一に取り組んで参りますので、何事によらず、湘南しんきんへお気軽にご相談ください。
当金庫は来年3月10日に創立100周年を迎えます。これもひとえに地域のお客さま、お取引先の皆さまからの温かいご支援の賜物であり、役職員一同心より感謝申し上げます。お客さまへ感謝の気持ちを伝える取り組みの1つとして、4月より「感謝100周年定期預金」を販売しております。お陰様で当初の募集金額200億円を上回るご契約をいただき、現在募集金額の枠を増やし継続して販売しておりますので、この機会に是非ご検討いただければと思います。
本年は『みんなの「できる!」を 地域の笑顔につなげよう』をスローガンに掲げ、信用金庫の原点である「相互扶助」の精神を礎として今まで以上に地域との絆を深めて参ります。そして行動指針である「靴底減らし、耳傾け、汗流し、知恵絞り、そして感謝する」に則り、これからも地域の皆さまから必要とされる信用金庫、みんなを笑顔にする信用金庫を目指し業務に邁進して参りますので、変わらぬご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
令和5年7月1日