地域貢献スペース
アーカイブス
企画展[2024.12-2025.1]
わからなさのリアリティ展
生まれた時から病院で暮らすアーティスト、みつきの個展を開催します。
街の騒音、雪や火、お金など、私たちの生活にとって当たり前の事象に、彼は20年間触れたことがありません。独自の世界で生きているとも言える彼は、今日も自分の内側の「何か」に従って迷いなく筆を進めます。今回の展覧会では、信用金庫という会場と彼の作品、そして生きるということが重なった時に見えてくる「わからなさ」をテーマにしています。
彼の力強い作品と、多くの人とは少し異なる彼の生活、そしてその命のありようを、多くの方に見て、感じていただきたいです。
Art management:Art Education Research UMUM
Art curator:Ryo Watanabe
- みつき
- 展示期間:2024年12月9日(月)~2025年1月24日(金)
企画展[2024.10-11]
小野仁美 個展
Boundary-less colors
水で溶いた絵具を布に落としていくとき、どのくらい絵具の物質感を残そうか、その絵具を水で押し流してしまおうか、そのやり取りの積み重なりで画面の中に奥行きや表情ができてきます。例えば、色のきわがぼやけて霧や霞のようなしっとりとした空間や、雷模様のリヒテンベルク図形に似たような、布を伝っていく水の跡などが現れたり。境界のない色、絵具のにじみやぼかしによって作られる絵画作品を展示します。
- 小野仁美
- 展示期間:2024年10月21日(月)~2024年11月29日(金)
企画展[2024.9-10]
あひるの泉
GREEN SPRINGSの噴水を眺めるのが好きです。毎時0分になると、辻井伸行さん作曲の音楽が流れて噴水の演出が始まります。そんな噴水の目の前にあるこの場所がずっと気になっていて、展示させていただくことになりました。
噴水から、マルセル・デュシャンの《泉》(原題:Fountain)を連想しました。アートの歴史を変えたとても重要な作品です。僕がよく用いるモチーフである「おもちゃのあひる」と「噴水」を組み合わせて《あひるの泉》という展示を企画しました。
横幅8mを超す大きなあひるの絵は、噴水越しにどう見えるでしょうか。この会場から見える噴水の絵も描きました。ぜひ、実際に見える風景と合わせてご覧ください。
- 明円 光
- 展示期間:2024年9月2日(月)~2024年10月11日(金)
企画展[2024.7-8]
河野志保 個展
揺れる恒常性:情報過多の中の自己
展示テーマは「恒常性」。スタートがゴールのように劇的に動きながらも、結局元の場所に戻る感覚を表現しています。私の作品は、過敏で散漫、激情と平静の間を行き来し、情報過多な現代社会の脆弱性を露わにします。私は大学在学中にネット依存と鬱病を発症し、卒業後も再発を繰り返しました。一般常識に乏しく、自立が困難な状況にあり、精神科の主治医からは自閉症スペクトラムやADHDが原因と示唆されています。私の作品はデジタル技術を駆使し、多摩地区で撮影した写真やスケッチを組み合わせています。情報が増幅され、悲痛で強度のある表現となっています。自閉症的な私は世の常識や家族の考えと自分の願いの境界線が曖昧で、生きづらさを感じながらも、独自の世界を表現しています。
- 河野 志保
- 展示期間:2024年7月15日(月)~2024年8月23日(金)
企画展[2024.5-7]
「澤井昌平展 −立川風景–」
2017年頃から立川に住んでいます。
コロナ禍の行動制限の時期から、絵のモチーフとして身近な風景を選ぶことが多くなり、立川の風景画が自然と増えていきました。
今回の展示では、そういった立川風景のみをセレクトして展示します。
- 澤井 昌平
- 展示期間:2024年5月27日(月)~2024年7月5日(金)
企画展[2024.4-5]
松嵜日奈子 個展 真綿との共生・生成
私の住む砂川地域には蚕を祀った蚕影神社(こかげじんじゃ)があります。
ほんの少し前まで身近にお蚕さんがいる生活を送っていた事を感じます。
真綿の太古から脈々と受け継がれた歴史、重ねてきた時の流れ、自然界のGIFTである天の虫、蚕から命と引き換えの絹、真綿で日本の美の世界を表したいと思っています。
繭玉を広げた角真綿は、水の中に入れる前は、ふわふわとしていてキメ細かくやわらかく、染色の際、お鍋の中ではゆるゆるとほぐれて、同じ「やわらかい」という言葉でもまったく違う手触りになります。
真綿だけでは独立して形を成すことが難しいために羊毛フェルトの力を借りながら、真綿との共生・生成を表現します。
- 松嵜 日奈子 (Matsuzaki Hinako)
- 展示期間:2024年4月8日(月)~2024年5月17日(金)
企画展[2024.2-2024.3]
冬に実る
何かの渦中にあるときは自分の思いや考えに気がつかなくても、後から腑に落ちることがある。私はそうした言葉にできずにいた感覚を風景として表現している。
本展では身近なものの色や形を借りながら、自分の中で追熟するイメージを描き出した。様々な時間帯や視点から見た景色を重ねているので、色づかいがものの固有色に依らず、鑑賞者に想像の余地を残す。
例えば冬になって暖かい季節を思い返すように、また、蒔いた種が時間をかけて成長し実るように、私の見てきた景色は重なり合い絵に現れる。その風景はありふれている生活かもしれないし、どこにもない秘境かもしれない。あなたの目にはどんな風に映るだろう。
- 島田 優里(しまだ ゆり)
- 展示期間:2024年2月5日(月)~2024年3月15日(金)
企画展[2023.12-2024.1]
鳴輪沙也加個展「偶然のメソドロジー」
今回の展示では、鏡面に注目し、実在と虚像の関係性を思考していきながら、物質と知覚の差異について考えていく構成にしました。
鏡は偽の奥行を作り出し、存在しない奥行を存在するかのように見せることで現実の私たちの存在を曖昧にさせます。ではなぜ私たちが鏡に映る像が偽物であるかと認識するのは、視覚をもつ身体が空間の中に位置して鏡に対面し、反転する現象や身体の動きによる動的な変化を知覚するからです。
作品の制作プロセスである鏡に映った像をカメラの眼を介して写していく工程は、空間の中に位置する物体や身体といった集合的有機体が光の反射を繰り返し、表層的なイメージとなり、様々な物質に移行していく様子を垣間見ることができます。2次元と3次元の往復をすることで、複製可能なイメージの空虚さの中に私という唯一性を見出していくことは、豊かな想像力と自律的行動の可能性を広げてくれると期待しています。
- 鳴輪 紗也加 NARUWA Sayaka
- 展示期間:2023年12月11日(月)~2024年1月26日(金)
企画展[2023.10-2023.12]
「『源氏物語』の絵画を楽しむ」
当館が所蔵する資料のうち、『源氏物語』の名場面を描いた美しい絵画を展示します。
日本を代表する古典作品『源氏物語』は、成立から時を隔ててもなお、長く絵巻や絵入りの写本の題材となり、江戸時代以降は挿絵を伴う版本も流布しました。物語が広く知られるようになると、文章を伴わない画帖や屏風絵などのかたちでも親しまれてゆきます。ここに展示する『源氏物語団扇画帖』は『源氏物語』五十四帖の各場面を団扇型に描き、画帖に仕立てたもので、土佐光則(1583−1638)の流れを組む絵師による十七世紀後半の作です。華やかな源氏絵の世界をお楽しみください。
- 国文学研究資料館
- 展示期間:2023年10月23日(月)~2023年12月1日(金)
企画展[2023.9-2023.10]
流れる
私は子供の頃からフィリピンに滞在したり、長年日本に住んだり、国を超える経験をしてきた。そこで感じた、環境に合わせて姿を変える人々を木の形に合わせて表現してきた。今は主に川や海の水面のイメージを、銅版画を中心に制作している。水の流れは連続的に流れる時間の積み重ね、すなわち歴史そのものである。水の表面を見ると、一見止まっているように見える。しかし、その中は常に流れていて一度見た水は二度と見ることはできない。その姿は、時間の流れを感じることが難しい私たちの社会と似ている。その流れる水は“人と人”、“場所と場所”あるいは“人と場所”を分ける境界線として形成している。銅版の上に時間を刻むように傷をつけながらイメージを作り出す行為は、まるで歴史の中に痕跡を残すようなことを象徴する行為でもある。
私は作品を通じて、人々が、自分が住んでいる土地とこれから住んでいく場所に関して一度考えてみることを望む。私は共感が最も素敵な慰めだと思う。私の作品を見ることで鑑賞者の心の中の海を思い浮かべることができる経験をして欲しい。
- 尹朴陶熙 ユン・パクドヒ
- 展示期間:2023年9月4日(月)~2023年10月13日(金)
企画展[2023.7-2023.8]
アトリエあいおん美術展
アトリエあいおんは、東京都武蔵野市内にある美術指導に特化した放課後等デイサービスです。小学1年生から高校3年生までの障がいのある子ども達、発達に個性のある子ども達が、絵画や立体工作など多彩なカリキュラムを通して自己表現力を高めています。今回、子ども達の作品をより多くの方にご覧いただきたいとの想いから、展示会を開催する運びとなりました。外部の展示会と聞いて初めは気後れしていた子も、次第に展示を励みに筆を進めるようになり、思い思いの力作が並んでいます。ぜひお立ち寄り頂き、ゆっくりと展示を楽しんでいただけますと幸いです。
- 出展者:一般社団法人ION
- 展示期間:2023年7月17日(月)~8月25日(金)
企画展[2023.5-2023.7]
日々燦々
武蔵野美術大学油絵学科版画専攻4学年に所属する、二人の若手アーティストによる展示。
いずれの作家も日々の生活や自然から得た気づきなどを題材とし作品制作をしている。
立川周辺に暮らす人や、立川を訪れる人々、或いは作品を見る人に、新たなインスピレーションを与えられるように、生活を彩る、エネルギー溢れる作品の数々を展示する。
- 出展者:守屋 美穂・斎藤 翼
- 展示期間:2023年5月29日(月)~2023年7月7日(金)
企画展[2023.4-2023.5]
興懷致一 日本画3人展
展示の趣旨は「人間と動物、微生物と神秘的な世界との関係を再考し、他の種に対する人間の中心性を解体しようとするもの」である。
以前は隔離されていた種やカテゴリー、領域を再び結びつける、人間以外の生命の生命力-「普遍的生命力」-を中心とした平等主義を実現することである。 ディセントラルへの移行に関する考え方や考察を提供することを目的としている。
芸術も「脱中心化」を出発点として、芸術作品を通し、人類と自然との関係は改めて慎重に考え直すべき。そのプロセスを通して、芸術は人間と自然の共存問題についての新たな道と可能性を提示してくれるだろう。
- 出展者:林 銘君・封 雨潇・陳 笑
- 展示期間:2023年4月10日(月)~2023年5月19日(金)
企画展[2023.2-2023.3]
風配図 Ⅱ
木々の間から見える風景に目を凝らしていると、不思議な形に出くわすことがある。手前のものと奥のものが線でつながって複雑な空間が目の前に広がっているように思うことがある。それはほんの一瞬の出来事で、少し目を逸らしてしまったり、何かに気を取られたりしているうちに消えてしまう。
「風配図」とは、ある場所に吹いてくる風を一定期間記録したもののことである。風のような捉え難いものも、じっと一つの場所に留まって記録しているうちに形が生まれ、初めてその姿を知ることができる。今回の展示では、長い展示会場に4つの大きな作品を展示する。歩いたり、立ち止まったり、また同じ場所に戻ったりしながら、風景の中にある不思議な形や色を探している時の私を、観る人に追体験してもらえるような展示になればと思っている。
- 出展者:手嶋 遥
- 展示期間:2023年2月13日(月)~2023年3月31日(金)
企画展[2022.12-2023.2]
「PORTRAIT STUDIES」 HOKUTO NARIKIYO
成清は社会における「アートの場づくり」を新たな表現ととらえ、多摩地域を拠点に数々のアートプロジェクトやワークショップ、展覧会を企画、実践してきました。
今回の展覧会では、新たな試みとして、かつてアニメーション制作で使用され、現在ではデジタル化によって失われつつある技法「セル画」によって表現された複数のポートレイトを展示します。
モデルとなったのは、いずれも立川市をはじめとする多摩地域にゆかりのある多様な市民です。専門家や愛好家のためだけのアートではなく、誰もが身近に感じられるようなアートを目指し、アーティストと市民が直接関わることによって作品は生まれました。
また、タイトルをあえて"STUDIES"としているのは、完成を目的としない習作であることに加え、制作過程を含むアートプロジェクトとしての一連の行為に着目しているからだと成清は語ります。
「描くこと」「そこに人がいること」、デジタルイメージ全盛の今日における「物質」としての表現、そして人という存在とは何かという根源的な問いに向き合います。
ぜひご高覧ください。
- 出展者:成清 北斗
- 展示期間:2022年12月19日(月)~2023年2月3日(金)
企画展[2022.10-2022.12]
うつろいの星
「うつろいの星」は変わり続けるものについての小さなメモによって構成されています。
この星のあらゆるものが感覚と記憶を持ちます。
貝が海の耳であり土が大地の肌であるように、自分の感覚器官を万象に包摂させて日々を過ごせたらどんなにしあわせだろうという無我への憧れが私にはあります。
制作では、波や風、トマトの蔕(へた)の影といった不定形のものたちがうつろいながら時を過ごす、その輝きのようなものを画面に収めました。フォルムのユーモアを何より大切にしています。
岩絵具やテンペラなど古くから使われてきたメディアを用い、幾らかの対立項、例えば「非具象と具象」「瞬間と永遠」「ミクロコスモスとマクロコスモス」といったテーマについて考えています。
- 出展者:吉山明恵
- 展示期間:2022年10月31日(月)~2022年12月9日(金)
企画展[2022.9-2022.10]
スーパーポジティブ展
今回、八王子の絵画クラブや、障がい者施設でうまれる絵画作品、織りの作品を展示します。
日々、日常の生活の一部として皆さん長年制作を続けています。
制作することが、普通の、あたりまえのこととして皆さん日々を生活しています。
彼ら、彼女らの作品からはポジティブなメッセージを受けとることができます。
当たり前に生きること、素直にものごとをとらえ表現すること、そんなあるがままの強さ、魅力を作品からは感じます。
そして、もっと大切なことは彼ら、彼女らの制作の背景を感じ、想像すること、普通に生きることだと思っています。
- 出展者:
(企画)アトリエ響
(参加団体)アトリエ響、認定NPO法人CES八王子生活館、NPO法人木馬工房、NPO法人結の会、NPO法人なみき福祉会工房みどりの風、マイライフワークス
(協力)株式会社円グループ、東京アートサポートセンターRights - 展示期間:2022年9月12日(月)~2022年10月21日(金)
企画展[2022.7-2022.9]
山と谷のあるところ
三者三様の世界や絵画に対する見方はあれど、その全ては紙の上におきている。
それは縦横無尽に山も谷も飛び越えたひろい宇宙の縮図であり、ちいさな箱庭の拡大図でもある。
武蔵野美術大学 版画専攻・大学院 版画コースを卒業・修了した3名の作品をそれぞれの個展形式で展示いたします。
- 出展者:
【第一会期:小泉聡子】
2022年7月25日(月)〜2022年8月6日(土)
【第二会期:早川佳歩】
2022年8月8日(月)〜2022年8月19日(金)
【第三会期:中村朝咲】
2022年8月21日(日)〜2022年9月2日(金) - 展示期間:展示期間:2022年7月25日(月)~2022年9月2日(金)
※8月7日(日)、8月20日(土)は展示替えのため観覧できません。
企画展[2022.6-2022.7]
works(2017-2022)
頭の中にある空想の街を制作のテーマにしています。空想の街は、私の見てきた都市のイメージやそこから創り出される理想の風景であるだけでなく、いつでも訪れることができる私だけの居場所でもあります。
混雑するバス通り、商店街、ペストリアンデッキ、高架下建築、公営住宅、ショッピングモール、生まれてから18年を過ごした葛飾の下町から立川に移り住んで5年、この間で私の空想の街も少しずつ変化してきました。
この展示では作品を時系列でご覧いただきながら、絵画的なアプローチだけではなく、その風景の変遷にもご注目いただけましたら幸いです。
- 出展者:松本 宙 (Sora Matsumoto)
- 展示期間:2022年6月6日(月)~2022年7月15日(金)
企画展[2022.4-2022.5]
「Rebirth」
多摩美術大学博士前期課程絵画専攻油画研究領域2022年度卒業生による有志展です。「Rebirth」には「生まれ変わる」という意味もありますが、コロナ禍で思う様に発表等出来ない状況で、共に作品を作り続けた日々が、この展示を通して、重見天日となればという思いから付けました。
日本、中国、台湾の離れた場所から大学を通して出逢えた計6人によるそれぞれの表現をご覧ください。
- 出展者:王露怡/小熊杏奈/姜子元/杜鵬遠/成瀬拓己/林谷穠
- 展示期間:2022年4月11日(月)~2022年5月27日(金)
企画展[2022.1-2022.4]
「東の丘」East fields 武蔵野東学園絵画作品展
この絵画作品展は武蔵野東学園の在学生の美術作品を広く一般にご覧いただくことを目的として開催しました。
この美術展の展示作品には、自閉症児の作品、健常児の作品が入り混じっています。自閉症児教育の重要なツールでもある美術教育は、当学園が特に力を入れている教育分野ですから、健常児の中にも当然絵画制作に優れた生徒がいます。
どの作品に将来の美術家としての能力が隠されているか、注意深くご覧ください。そのキーワードは、「人並外れた執着力」「特異な視覚機能」「独特の色彩感覚」「卓越した造形感覚」です。
- 展示期間:2022年1月9日(日)~2022年4月1日(金)
企画展[2021.10-2022.1]
国文研(こくぶんけん)ってどんなところ?~多摩地域ゆかりの所蔵品とともに~
国文学研究資料館(略して国文研(こくぶんけん))では、日本文学・歴史に関する様々な資料について調査研究、収集、整理及び保存を行っています。
今回の展示では、当館で所蔵している古代の万葉集から近代の子ども絵本、また多摩地域を描いた巨大な絵地図や多摩川の名産であった鮎に関する資料を、レプリカや解説パネルを用いて分かりやすく展示します。
教科書では読んだことのない古典や歴史の世界を、少しのぞいてみませんか?ぜひご来場ください!
- 展示期間:2021年10月4日(月)~2022年1月6日(木)
企画展[2021.7-2021.10]
日本工学院八王子専門学校 若きつくりびと2021
日本工学院八王子専門学校は6カレッジ、34学科を擁する総合専門学校。
「若きつくりびと」の育成をコンセプトに専門教育を行っております。
創作活動に取り組んだ学生たち(クリエイターズカレッジ/デザインカレッジ/テクノロジーカレッジ)の個性溢れる作品(課題、産学連携・地域連携、プロジェクト)への想いとミライの「若きつくりびと」の可能性をぜひご覧ください。
「若きつくりびと」とは・・・「理想的教育は理想的環境から」の理念に基づく日本工学院ならではの本格的な学習環境で、自由にモノ、コト、場、喜びなどを作る(創る)本校学生を意味します。
- 展示期間:2021年7月5日(月)~2021年10月2日(土)
企画展[2021.6-2021.7]
AWARE-景色が生まれる場所-
多摩美術大学の大学院に在籍する3名の若手作家による展覧会です。
本展覧会のテーマは「景色」。展覧会タイトルの「AWARE」には、それぞれの出展作家が日常風景を「AWARE(気づいている、意識する)」し作品に起こす、という意味が込められています。
一言で景色といっても、人によって思い浮かべるものは決して一様ではありません。いつも通り目にしてきた風景でも、ふとどこか違うものを感じる瞬間は誰にでもあるでしょう。この心を掴む瞬間こそが「景色」が生まれる瞬間だと3人は考えます。
3名の作家がそれぞれの自由な眼差しでとらえた、瑞々しい生まれたての「景色」を作品を通してお楽しみください。
- 坂井 新奈/正田 七恵/三宅 葵
- 展示期間:2021年6月7日(月)~2021年7月3日(土)
企画展[2021.5-2021.6]
STRETCH OUT
多摩美術大学の版画専攻を卒業した2人による展示です。
企画タイトル「STRETCH OUT」には、4年間で見出したお互いの制作の方向性をさらに『伸張する、広がる、相手へ手を差し出す』という想いが込められています。
新たな環境に踏み込んだいま、さらに創意を広げ、柔軟なメディアでアプローチを行い制作しようとする2人の姿がうかがえます。
- 宮内 柚/加藤 昌美
- 展示期間:2021年5月10日(月)~2021年6月5日(土)
企画展[2021.4-2021.5]
STONE SKIPPING
「STONE SKIPPING」とは、日本語でいう「水切り(石切り)」。誰もが子供の時に一度は体験した、川で石を投げて、水面を跳ねさせる遊びのことです。
小気味よく飛び跳ねる小石のように、ここに並ぶ作品はバラバラのように見えて、どこかでイメージがリンクしています。
そして作品の表現も、展示方法も、作者の遊び心が随所に顔をのぞかせています。ぜひ、実際に足を運んでお楽しみください。
- 安原 千夏
- 展示期間:2021年4月4日(日)~2021年5月8日(土)
企画展[2021.3-2021.4]
Cut and Sew
空間的、心理的な距離、時間的間隔などの「距離感」を意識し、かつて訪れた異国の風景や、時が経って今では別物のような記憶に成り代わった過去の出来事、物理的に隔たられたもの、逆に隔たりがないものなど、切断、接続した多様な「距離」を含む作品を展示します。
- 所 彰宏
- 展示期間:2021年3月8日(月)~2021年4月3日(土)
企画展[2021.2-2021.3]
リカバリー
働く姿、休む姿、食べる姿、様々な姿の女性が描かれた、どのような立場であっても自立しようとする女性の強さが伝わる作品を展示します。
- 豊泉綾乃
- 展示期間:2021年2月8日(月)~2021年3月6日(土)
企画展[2021.1-2021.2](版画展)
MEMORIA
それぞれ銅版画と木版画を中心に制作する二人の作家の展覧会です。
存在と記憶の狭間のイメージの在り方を模索した古賀慧道の作品と、新聞やテレビのニュースから得たストーリーを基に人々の記憶を再構成した山田ひかるの作品を展示します。
- 古賀慧道/山田ひかる
- 展示期間:2021年1月11日(月)~2021年2月6日(土)
企画展[2020.12](版画展)
Brand-New Graphic Arts
2020年の締めくくりは、武蔵野美術大学と多摩美術大学の版画研究室スタッフによる合同展示です。それぞれ大変な状況の中でも未来に目を向け、独自の世界を模索しつつ困難を乗り越えていく姿勢で制作しています。
多様な表現、清新なグラフィック・アートをお楽しみください。
- 所 彰宏(出展代表者)
- 展示期間:2020年11月30日(月)~2021年1月9日(土)
企画展[2020.11](版画展)
芦川瑞季/宮寺彩美 二人展 スライド
リトグラフを中心に制作をする二人の作家の展覧会です。
異なるようで、技法的にも質的にも共通点のあるイメージとイメージがすれ違うような展示を想定し、「スライド」というテーマでそれぞれの作品を展示します。
- 芦川瑞季/宮寺彩美
- 展示期間:2020年11月2日(月)~2020年11月28日(土)
企画展[2020.10](版画展)
中村真理 松塚実佳 展[2020.10.31終了]
リトグラフ、シルクスクリーン技法を用いた、だれもが過ごしている日常の時間、時間の経過をテーマにした中村真理の作品、目にしたもの感じたこと、個々の認識とその齟齬をテーマに図形で表現した松塚実佳の作品を展示します。
- 中村真理 松塚実佳
- 展示期間:2020年10月5日(月)~10月31日(土)
企画展[2020.09-10](石版画展)
鈴木富美子展-留まることは、-
鈴木富美子[2020.10.3終了]
「いること」そして「いなくなること」を出発点とした、空間に残る残り香のようなものの表現をテーマに、石版リトグラフによる人物や室内風景の作品を展示します。
- 鈴木 富美子
- 展示期間:2020年9月7日(月)~10月3日(土)
企画展[2020.08-09](版画展)
Dialogue/Monologue
越智 也実[2020.9.5終了]
「記憶すること」をテーマに、サイアノタイプという版画技法を用いた作品を展示します。
- 多摩美術大学 非常勤講師 越智 也実
- 展示期間:2020年8月10日(月)~9月5日(土)