経営情報

経営理念・経営方針

とりしん経営理念

当金庫の経営理念は、「存在意義」「経営姿勢」「行動規範」の3つの柱で構成しています。

経営方針

 「とりしん共創共生3か年計画NEXT」の最終年度となる2023年度は、これまで新型コロナウイルス感染症の流行により疲弊した取引先に対し、資金繰りや「ゼロゼロ融資」先に対するモニタリング中心に取り組んできた金融支援から業績回復へ向け、更に踏み込んだ取組みが必要です。具体的には、経営改善、事業再生、事業転換支援、事業承継支援、DX導入支援等について、お客さまの課題やニーズを踏まえて推し進める必要があります。そのためには、お客さまに寄り添い、「お客さまを知る」ための深度ある「対話」を通じ、経営者の皆さまの頭の中にある想いを聞き「言語化」し、適切な問いかけを通じて経営課題を把握する、すなわち、より一層「事業を知る」ことが重要です。そして、その具体的な解決策について共に考え、信用保証協会等地域の関係機関との連携・協働による「伴走型金融支援」を徹底し、中期経営計画の副題に掲げた「ポストコロナ時代の新しい未来を目指して」を実践します。
 これらを実現していくためには、信金中央金庫が提供するe-ラーニング「Sels」を活用した自己啓発や、2022年度から取り組んでいる女性職員の融資能力向上へ向けた「自己査定研修」、「事業性評価コンテスト」の他、特にIT化やDX導入に必要なITリテラシーの向上に取り組み、お客さまに信頼され真っ先に相談される職員となるための実務対応能力の向上、すなわち、「人材育成」が重要な課題です。また、グローバル化の進展により国際情勢が目まぐるしく変化する中、私たち地域金融機関もこれまで以上にマネロン・テロ資金供与対策、サイバーセキュリティ対策、コンプライアンス態勢の有効性の維持・強化が求められており、引き続き対応すべき重要課題として取り組んでまいります。
 以上の諸課題を解決していくため、次の6つの主要課題を掲げ取り組み、2023年度計画を達成いたします。

貸出運営についての考え方

 当金庫では、地元のための協同組織金融機関として、地域密着型金融の本質である取引先企業の経営支援に積極的に取り組むことにより金融の円滑化に努め、地域の皆さまの資金ニーズに幅広くお応えするよう、次のような考え方で融資業務を行っています。

【地元優先に徹します】
地元でお預りした預金を、地元の皆さまにご活用いただけるよう、融資を積極的に推進し、皆さまの資金ニーズにお応えします。
【中小企業及び個人のための専門金融機関に徹します】
限られた営業地域において、その地域の皆さまと中小企業の方々を会員・お客さまとして営業を行う地域金融機関です。
【小口多数取引に徹します】
安易な大口融資を避け、多数の皆さまにご利用いただけるよう、迅速で、きめこまかい融資を行います。

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