設立の経緯
淡路信用金庫の設立は、昭和初期の金融恐慌で国内の金融機関が数多く倒産するのを目の当たりにした瀧川福市(当金庫創設者)が、地域に根ざした堅実な金融機関の必要性を認識し、自ら金融機関を興そうと考えたことに由来します。 昭和10年3月、当時の青年経営者75名の同志に呼びかけ、『汗の一滴、一日一銭貯蓄』を奨励したうえで、2年間の貯蓄7円30銭のなかから出資を求め、これに賛同者を加えた120名の出資者により出資金720円をもって、当金庫の前身となる保証責任信用組合『洲本金庫』を設立しました。
また、淡路島はかつて金融不毛の地といわれた時期もありましたが、『働くものは強し、貯えあるものはなお強し』をモットーに、地域の皆さまの繁栄を願い、地域金融機関としての使命と位置づけに努めてきたことが、現在も金庫経営の礎となっております。
「汗の一滴」貯金箱
沿革(主な出来事)
昭和12年6月10日 | 津名郡洲本町下清水乙377番地において産業組合法に基づく保証責任信用組合『洲本金庫』を創立。 |
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昭和18年7月 | 洲本市信用組合に名称を変更。(市街地信用組合法制定による) |
昭和22年8月 | 淡路信用組合に名称を変更。(淡路全島に順次支店開設) |
昭和26年10月 | 淡路信用金庫に改組(信用金庫法制定による) |
昭和36年6月 | 明石、神戸の各市に営業地区拡張、以後各市町に、地区拡張し、順次支店開設。 |
昭和48年6月 | 本店を洲本市宇山3丁目5番25号に新築移転。 |
平成9年4月 | 預金量 5千億円達成 |
平成17年4月 | 淡路市誕生に伴い、淡路市指定金融機関業務を受託 |
平成26年8月 | 事業地区を三木市に拡張認可 |
平成29年4月 | 南あわじ市指定金融機関業務を受託 |
平成29年6月 | 創立80周年記念式典挙行 |

保証責任信用組合
洲本金庫の設立

本店を八丁目に移転

本店を七丁目に移転

本店を七丁目に移転
(現本町支店)