当金庫について

  • ごあいさつ

当金庫について

  • ごあいさつ

期待され、必要とされる「桑名三重信用金庫」であり続けるために

会長 中澤康哉

平素より桑名三重信用金庫をご利用、お引き立ていただき誠にありがとうございます。

さて、わが国経済は、コロナ禍を経て経済活動の正常化が進み緩やかな回復基調にありますが、一方で地域の中小企業を取り巻く環境は、物価高や人手不足、賃金の上昇に加え、自動車の認証不正問題の影響など依然厳しい状況が続いております。金融市場では海外金利の高止まりや日本銀行のマイナス金利政策の解除など、金融環境にも変化が生じ、不確実性が高い状況下にあります。

このような環境のなか、当金庫はお客さまに寄り添い、本業支援にとどまらない幅広い支援の取組みをこれまで以上に進め、地域社会が抱える様々な課題の解決を通じて、地域の活性化に貢献してまいりたいと考えております。

理事長 平塚信行

また、当金庫自身も将来にわたり持続的に地域の皆さまの期待にお応えしていくための財務体質の更なる強化に加え、デジタル技術を活用した利便性と生産性の向上、コンプライアンス、サイバーセキュリティー対策、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策・拡散金融対策等の強化、SDGsやカーボンニュートラルへの取組みなどを進めてまいりました。

地域と運命を共にする信用金庫として、役職員が一丸となって業務に取り組んできた結果、令和5年度の預金積金残高は7,986億円、貸出金残高は3,227億円となりました。収益面につきましては、金融機関の本来業務での収益力を示すコア業務純益は22億92百万円、当期純利益は20億22百万円計上することができました。なお、自己資本比率は15.64%と健全な水準を維持しております。

当金庫は令和7年7月1日に創立100周年を迎えます。これもひとえに地域の皆さまのおかげと深く感謝申し上げます。これまでの100年の感謝を胸に、新中期経営計画の初年度でもある令和6年度につきましては、引き続き5つの重点方針に基づきお客さまのお役に立てますよう全力で事業に取り組んでまいります。

これからも皆さまのご期待にお応えできますよう役職員一同努力を重ねてまいりますので、尚一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申しあげます。

会長 中澤康哉
理事長 平塚信行