企業や個人の皆様から預金をお預かりする預金業務や企業の運営や個人の皆様の生活を豊かにするご融資業務などを中心とする点では、信用金庫も銀行もまったく変わりありません。

しかしながら、銀行が株式会社であるのに対し、信用金庫は「会員制度」による共同組織体であるという組織形態に違いがあります。

株式会社である銀行は、株主の利益を優先に考え企業を運営しますし、主な取引先は大企業です。これに対し、信用金庫は中小企業や地域の方々が利用者・会員となり互いに地域の繁栄を図ることを目的とした「地域金融機関」です。

利益第一主義でなく、お客さまの繁栄を考え、サポートすることを第一とする経営を基本としています。この経営理念の違いが、銀行の経営と異なる、独自の経営スタイルとなっているのです。

入庫（入社）後は、本部での集合研修の後、原則として営業店に配属されます。

営業店では皆さまの先輩がマンツーマンで指導や教育を担当し、預金業務、融資業務、窓口業務および渉外業務などに携わっていただきます。定期的にジョブローテーションを実施することで、多くの業務に携わっていただき、多くの経験を積んでいただけるよう努めています。

居住地を考慮のうえ、勤務地を決定します。

なお、数年に一度転勤があります。転勤により、多くのお客さま、地域および職員と接することで知見を広げていただくことができます。

職場に配属された後は、同じ職場の先輩職員の指導・教育のほか、メンター制度による異なる職場の先輩職員とのコミュニケーションによる不安の解決を図っています。

桑名三重信用金庫では、全学部・全学科の皆さまからの応募を受け付けしており、これまでも幅広い学部・学科の卒業生が入庫（入社）しています。入庫時に金融知識がなくても、入庫後に金融知識を身に着けていただくことが可能です。

桑名三重信用金庫では、地域金融機関として金融機関本来の金融サービスの提供はもちろん、地域社会の一員として、地域行事への参加、ボランティア会による清掃、献血の実施など、様々な活動を通し地域社会の発展に貢献しています。