2021年入庫H.S
「お金」をもっと知りたい。
その想いが原点だった
私がのと共栄信用金庫へ入庫した理由は、人が生活するうえで切っても切れない関係にある「お金」について、もっと詳しく学びたいと思ったからです。
その中でも、地域のお客様とより密接に関わり、直接対話ができる環境に魅力を感じ、のと共栄信用金庫への入庫を決めました。
地域の復興と企業の未来を支える。それが今の仕事
現在は復興推進部に所属し、震災からの再建支援をはじめ、事業者のさまざまな経営課題の解決に取り組んでいます。
具体的には、
補助金活用支援(事業に活用できる補助金の申請や活用をサポートすること)
事業承継支援(会社や事業を次の世代へ引き継ぐための支援)
販路開拓支援(新たなお客様や販売先を見つけるための支援)
などを行っています。
営業店や関係機関と連携しながら、お客様との対話だけでなく、事務所や工場、作業場にも足を運び、現場を自分の目で見て課題を理解することを大切にしています。その中で、お客様自身も気づいていない課題や可能性を見つけ、企業の成長や課題解決をサポートしています。
「お金を貸すより先に知恵を貸す」
私が本業支援に取り組むうえで大切にしている言葉があります。
それが、「お金を貸すより先に知恵を貸す」という言葉です。
融資は、お客様の課題を解決するための一つの手段であり、目的ではありません。
まずは「なぜお金が必要なのか」という背景を丁寧に伺い、本当の課題は何なのかを考えることを大切にしています。
例えば、新しい建物を建てたいという相談を受けた際も、単に融資をご提案するだけではなく、その建物が地域へ公開され、文化の継承にも役立つ施設になることを知りました。そこで、融資だけでなく補助金や助成金制度もあわせてご提案し、お客様の資金負担を抑えながら事業の実現を支援することができました。
お客様にとって何が最善なのかを考え、金融支援だけにとらわれない提案を行うことが、地域金融機関として最も大切な役割だと思っています。
新しい挑戦が形になった瞬間が、
一番のやりがい
これまでの支援活動の中で特に印象に残っているのは、補助金を活用した新しい事業基盤が完成し、お客様の新たな事業のスタートが実現したことです。
お客様から大変喜んでいただき、その後もさまざまな相談をしていただける関係になりました。
また、能登半島地震の発生後には、本部と営業店が一体となって被災企業を訪問し、被害状況や今後の事業計画を直接伺いながら復興支援を進めました。
震災からの再建が実現し、事業を継続できたお客様から感謝の言葉をいただいたことも忘れられません。
お客様の挑戦や再建が実現し、その未来づくりに関わることができたとき、この仕事の大きなやりがいを感じます。
人と人をつなぎ、
地域の未来をつくる
復興支援に携わる中で、金融機関の役割に対する考え方も大きく変わりました。
以前は、金融商品の販売や金融サービスの提供が主な役割だと思っていました。
しかし今は、経営課題の解決や地域の未来づくりを、一番近くで支援することこそが信用金庫の使命だと感じています。
時には、お客様のためを思い、融資をお勧めしない判断をすることもあります。その場合も、単にお断りするのではなく、事業を再建するために今何を優先すべきかを何度も話し合い、一緒に最善策を考えます。
金融機関は事業を後押しする「アクセル」であると同時に、過度な借り入れを防ぐ「ブレーキ」の役割も担っています。
地域の企業と何度も対話を重ね、信頼関係を築きながら伴走していく。その積み重ねが地域全体の活性化につながっていくことこそ、地域金融機関で働く大きな価値だと思っています。
現場で働く職員のリアルな想いや
仕事をご紹介します。