Team Members 04
融資のお話

地域の挑戦を支え、未来をつくる。

2004年入庫N.R
久安支店 融資担当/副支店長
融資のお話
My Story 04
2004年入庫N.R
久安支店 融資担当/副支店長

地域のすぐそばで、人の役に立てる仕事がしたかった

私がのと共栄信用金庫への入庫を決めた理由は、地域密着型の金融機関として、お客様との距離が近い環境で仕事ができることに魅力を感じたからです。
信用金庫は、地域の企業や住民と深く関わりながら、融資(企業や個人に必要なお金を貸し、事業や暮らしを支える仕事)を通じて、地域経済の発展を支える役割を担っています。
お客様の事業や暮らしを支え、その先にある地域の活性化にもつながっていく。そんな仕事に携わりたいと思い、入庫を決めました。

NOTOSHIN INTERVIEW  04

お金を貸して終わりではない。
お客様の事業を支える融資担当の仕事

現在は融資係として、新規融資の実行や債権管理(融資した後も、お客様の経営状況を確認し、必要な支援を考える仕事)を担当しています。
具体的には、融資稟議書(お客様へ融資を行うための社内申請書)の精査や契約書の管理、融資先の経営状況の確認、担当するお客様や来店された方からの融資相談への対応などを行っています。
新規融資で大切にしているのは、単に資金の使い道や返済能力を確認するだけではなく、「その資金がお客様の事業にどのように活かされ、今後の発展につながるのか」を考えることです。
融資は、お金を貸して終わる仕事ではありません。融資を実行した後も継続してお客様と関わり、事業の状況を見守りながら、必要に応じた支援を考えていきます。
お客様の事業に長く寄り添い、継続的な関係を築いていけることが、融資担当の仕事の大きな特徴だと感じています。

お客様の未来が形になる。
それが融資の醍醐味

この仕事で最もやりがいを感じるのは、お客様の役に立てたと実感できた瞬間です。
融資を実行した際に、お客様から直接「ありがとう」と言っていただけることはもちろん、事業の相談や計画づくりの段階から携わった融資案件(融資に関する個別の相談や取り組み)が実行され、店舗や建物、設備などが形になった姿を見たときには、大きな達成感があります。
これまで担当した中でも、アパート建設のための大型融資や、能登半島地震の被災地に仮設住宅を建設するための融資案件は、特に印象に残っています。
融資した資金によって設備投資や事業拡大が実現し、お客様の成長を間近で見ることができる。経営者の目線に立ち、一緒に事業の未来を考えられることが、融資の大きな魅力だと思っています。

NOTOSHIN INTERVIEW  04

小さな変化を見逃さず、
早めに支援する

債権管理で特に大切にしているのは、お客様の経営状況の変化を早い段階で把握することです。
毎年の決算書を確認し、売上や利益、資金繰りなどに変化がないかを継続的に見ています。業績悪化の兆候が見えた場合には、状況がより厳しくなる前にお客様と話し合い、早めに対応することを意識しています。
資金繰りに不安を抱えているお客様に対しては、借り換えや返済条件の見直し、新たな融資などを検討します。ただし、支援の方法は融資だけではありません。
補助金の活用や専門家の派遣、本業支援(お客様の事業そのものの課題解決や成長を支援すること)、ビジネスマッチング(企業同士をつなぎ、新たな取引や事業機会を生み出す支援)なども含め、経営全体を支える方法を考えます。
お客様の変化を見逃さず、必要な支援を早い段階で提案することも、融資担当の重要な役割です。

数字だけでは見えないものを、
融資判断に活かす

融資には大きな責任が伴います。
そのため、必要な情報を集め、返済計画や担保(万が一返済が難しくなった場合に備えるための資産)の状況を確認したうえで、上席や支店長に相談しながら進めることを大切にしています。
一方で、融資を判断する材料は、決算書などの数字だけではありません。
お客様との信頼関係や経営者の人柄、事業に対する姿勢、これまでどのように会社を経営してきたのかといった、数字だけでは表れない部分も大切にしています。
お客様と近い距離で長く関わり、一人ひとりのことを深く理解したうえで融資を考えられることは、信用金庫ならではの強みだと思います。
融資担当になった当初は、これまで携わる機会が少なかった債権管理や、本部、保証協会(中小企業がお金を借りやすくするために保証を行う公的機関)、保証会社とのやり取りに苦労しました。
しかし、他支店の融資担当者や先輩方に相談しながら経験を重ねる中で、金融制度や手続きに関する知識も身につき、金融実務への理解が深まりました。
知識や経験を積み重ねることで、以前よりも広い視点からお客様の事業を考えられるようになったと感じています。

一つの融資が、
地域の未来につながっていく

融資した資金によって、お客様が新たな事業を始めたり、設備を導入したり、商品やサービスを提供したりすることで、地域にはさまざまな経済効果が生まれます。
以前、業況が厳しくなったお客様に対して、本部と協議を重ねながら、事業継続のための資金支援を行ったことがありました。その際に「本当に助かりました」と感謝の言葉をいただいたことは、今でも忘れられません。
お客様は、担当者の金融知識だけを見ているわけではないと思います。「自分たちの会社のために、本気で考えてくれているか」という姿勢も見ているのだと感じています。
だからこそ、融資の可否だけを考えるのではなく、お客様の事業を支えるパートナーとして、何ができるのかを一緒に考えることを大切にしています。
地域の挑戦を後押しし、お客様の成長を支え、その先にある地域の未来につなげていく。それこそが、私が感じる融資という仕事の本当の価値です。

学生の皆様へ

学生の頃は、私自身も「融資は難しそう」「会社の社長と話すのはハードルが高そう」というイメージを持っていました。
しかし、実際に仕事を始めて経験を積む中で、金融の知識やコミュニケーション力は少しずつ身につけていくことができました。今では、経営者の方とも自然に会話をしながら、事業の未来について一緒に考えられるようになりました。
金融の仕事は、幅広い業界やさまざまなお客様と関わることができる、とても面白い仕事です。
お金に関する相談をきっかけに、経営者や地域の方々と深く関わり、事業の成長や設備投資を支えることができます。そして、お客様から直接「ありがとう」と言っていただける機会も多くあります。
金融は難しそう、責任が重そうと感じる方もいるかもしれませんが、その分、お客様の事業や地域の未来を支えられる、大きなやりがいのある仕事だと思います。

OTHER INTERVIEW

現場で働く職員のリアルな想いや
仕事をご紹介します。