日頃皆さまには、東奥信用金庫をご愛顧いただき厚く御礼申しあげます。
2024年度は17年振りに政策金利の引き上げが行われるなど、日本の金融環境に大きな動きが生じた一年となりました。経済活動では、個人消費には一部に足踏みが見られるものの、全体としては緩やかに回復しております。先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されます。 ただし、物価上昇の継続による消費者マインドの下振れや、通商政策といったアメリカの政策動向による影響などが、我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、日本の政策金利については更なる引上げが見込まれており、影響には十分注意する必要があります。
青森県内の景気は、記録的な大雪の影響による外出控えから個人消費の下押しが見られましたが、それも徐々に和らぎ、全体としては緩やかな回復傾向にあります。一方、当津軽地方に目を向けますと、老舗百貨店の閉店等の影響が懸念される中、観光事業の好調推移、各種イベントの通常開催等により個人消費は回復しております。 一方で、エネルギー価格や米の価格、原材料・仕入価格については引き続き高騰していることから、今後も動向を注視していく必要があります。
このような環境の中、当金庫では長期経営計画「Step up 100th」の初年度にあたり、2027年度に迎える創立100周年に向け、さらにはその先100年続く確かな基盤を確立すべく、健全なる経営と相互扶助の精神をもって、地域の繁栄と産業の育成に奉仕し、役職員渾然一体となって、明るい職場、明るい家庭、明るい社会の建設に貢献することを目指し活動してまいりました。
その結果、業務純益が3億78百万円、当期純利益は2億6百万円の業績を収めることができました。これも偏に会員を始めとした地域の皆さまのご支援の賜物と厚く御礼申しあげます。
迎える2025年度も昨年度同様、役職員渾然一体となって、明るい職場、明るい家庭、明るい社会の建設に貢献してまいります。
今後とも一層のご理解、ご支援を賜りますよう、心からお願い申しあげます。
2025年7月
東奥信用金庫
理事長 小中 雅彦