理事長ごあいさつ

理事長 小中雅彦

 日頃皆さまには、東奥信用金庫をご愛顧いただき厚く御礼申しあげます。

 当金庫に対する皆さま方のご理解を深めていただくため、本年もディスクロージャー誌「LOOK UP とうしん 2026」を作成いたしました。
 本誌を通じて当金庫を一層ご理解いただき、ご信頼を賜れば幸いに存じます。

 2025年度は、前年度から続く日本銀行の金融正常化を背景に金利上昇の影響が本格化し、金融環境の転換が一層明確化した一年となりました。経済活動では、個人消費に持ち直しが見られるほか、設備投資も緩やかに回復する等、景気は改善の動きが見られます。先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が下支えとなることが期待されますが、中東情勢の不安定化や金融市場の変動、米国の通商政策を巡る動向には引き続き留意が必要です。
 青森県内の景気については、サービス需要の持ち直しや企業の設備投資計画の増加を背景に、個人消費および設備投資がともに緩やかな回復基調で推移しています。一方、当津軽地域においては、国スポ等の開催を契機とした地域活性化への期待が高まっていますが、物価上昇や人手不足の影響は依然として大きく、コスト増加分を十分に価格転嫁できない企業では収益環境の厳しさが続いており、今後の動向を注視していく必要があります。

 このような環境の中、長期経営計画(3ヵ年計画)「Step up 100th」の中間年度である2025年度は、2027年度に迎える創立100周年に向け、さらにはその先100年続く確かな基盤を確立すべく、健全なる経営と相互扶助の精神をもって、地域の繁栄と産業の育成に奉仕し、役職員渾然一体となって、明るい職場、明るい家庭、明るい社会の建設に貢献することを目指し、活動してまいりました。
 その結果、業務純益が5億16百万円、当期純利益は2億83百万円の業績を収めることができました。これも偏に会員を始めとした地域の皆さまのご支援の賜物と厚く御礼申しあげます。

 長期経営計画(3ヵ年計画)「Step up 100th」の最終年度となる2026年度も、役職員渾然一体となって、明るい職場、明るい家庭、明るい社会の建設に貢献してまいります。

 今後とも一層のご理解、ご支援を賜りますよう、心からお願い申しあげます。

2026年7月
東奥信用金庫
理事長 小中 雅彦