基本方針
- 郷土の繁栄に奉仕し、郷土のすべての人々から“愛され親しまれる”信用金庫にする。
- 明朗堅実な庫風をつくり、すべての従業員がその一生を賭しても悔いのない誇りうる職場とする。
ごあいさつ
平素より、徳島信用金庫に格別のご支援、ご愛顧を賜り心より感謝申し上げます。
このたび、森理事長の後を継ぎ理事長に就任いたしました小濱でございます。理事長に就任することは、誠に身に余る光栄に存じますとともに、当金庫が果たすべき使命を考えますと、改めまして責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。
さて、昨今の経営環境は、人口減少、原材料価格の高騰、人材不足、賃上げ対応、デジタル化の活用等、様々な課題が絡み合い、当庫のお得意様である中小企業様や個人事業主様にとって、後継者対策を含め単独での解決が難しい、厳しい経営環境が続いております。
特に、営業エリアが限られる信用金庫は、お得意様に徹底的に寄り添い、支援が必要であればお客様と共に課題解決に対峙し、事業承継も含めた様々な支援策に注力することで末永く地域のお客さまと共に歩んでいく必要があります。
金融機関の本質はやはり「人と人」。当金庫の強みである現場力を十分に活かし、「Face to Faceの営業活動」を徹底することが不可欠です。「お客さまが、一番相談しやすい金融機関」と言って頂ける徳島信用金庫になることを目指します。
当金庫は、2024年度で現在の中期事業計画を終えるため、今年度、2025年度から3年間の「中期事業計画」を策定致します。
また、2025年3月には、新本店・本部の社屋が竣工します。新社屋2階には、お客様もご自由に利用していただける「テラス」と催事にも利用可能な「ホワイエ・スペース」を設けており、ストリート・ピアノも設置し、開放的なスペースを提供させていただくほか、大会議室(100名程度収容可能)は、災害時に地域の避難場所として開放致します。さらに3分割可能な設えにしており、小規模な会合などの会場としてご利用いただけます。
2階共用部分の利用方法について、ご提案やご要望がございましたら、お気軽に「総務部」または「営業店」にお声がけいただければ幸いです。
2025年度は、新本店本部の開店とともに、「未来に繋がるスタート」が切れる様、「リーダー」として、当金庫の根幹部分である「経営理念」を大切に、これまでの「方法論」や「戦略」、アプローチの方法等を再検討するとともに、職員やお客様の声も反映させ、開かれた徳島信用金庫とするため、最善を尽くす覚悟でございますので、引き続き格段のご支援・ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。