よくあるご質問

信用金庫について

Q1信用金庫は銀行とどう違うのですか?
A1

信用金庫も銀行も、企業や個人の大切なお金をお預りする預金業務と、貸出金により企業の発展や個人のライフプランを応援する融資業務が中心の金融機関であることに変わりありません。

しかし、組織的には、銀行が株式会社であるのに対し、信用金庫は会員制度による協同組織であるという大きな違いがあります。
お取引先も、銀行が都市部の大企業を中心に、あくまで株主の利益を優先するのに対し、信用金庫は中小企業や地域の皆さまを対象に、「中小企業の発展」「住民生活の向上」「地域社会の繁栄」という3つのビジョンのもと、地域社会の利益を優先した経営を基本としています。

この経営理念の違いが、銀行の営業とは全く異なる、信用金庫の営業スタイルに結びついてくるのです。
渉外担当(営業担当)を例に取りますと、信用金庫の渉外担当は、毎日お客さまを訪問することが基本です。
たとえ個人のお客さまの積立でも、必ずお宅にお邪魔して「集金」するのです。これが銀行とは違う信用金庫独自の営業スタイルといえるでしょう。

しかも、訪問する企業や個人のお客さまはみな同じ町に住む人たちです。ほとんどバイクや自転車で回ることができる範囲の営業活動です。また、「しんきんさん」ではなく、「○○さん」と自分の名前を呼んでいただける関係こそ、銀行の営業マンとの大きな違いかもしれません。
多くの金融機関が経営の合理化や効率化を進め、次第に職員とお客さまとの接点が希薄化する傾向にあります。

こうした中で、信用金庫はお客さまとの接点を重視する姿勢を貫いています。
お客さまとのフェイス・トゥ・フェイスのふれあいを強化することによって、お客さま一人ひとりの経営やライフプランに基づく資産運用のご相談など、きめ細かなニーズを把握して、多彩な金融サービスを直接お届けしています。

Q2信用金庫の役割は何ですか?
A2

地域の一員として人々の中に溶け込み、それぞれの健康状態を把握しながら、適切な診断を下す。信用金庫というのは、地域医療に力を尽くす「ホームドクター」のような存在です。
銀行が総合病院だとすれば、信用金庫は、いわば「かかりつけのお医者さん」。地域の一員である信用金庫は、いつも身近で親身になってお客さまの相談や要望に応える、地域のための金融機関なのです。

信用金庫に限らず金融機関の役割のひとつに、融資業務があります。しかし、収益を第一に考えた銀行の大口融資と違い、地域社会の発展を第一と考える信用金庫の融資業務は、規模が小さくても発展性のある多くの中小企業や個人のお客さまを対象にしています。
銀行と比べ個人のお客さまが圧倒的に多いのも、地域住民の皆さまの将来設計に応じて、住宅ローンや積立などのご相談に応じて、具体的なご提案をしているからです。

このようにお客さまとの密接な関係が築ける背景には、勤務体制も大きく影響しています。信用金庫では全国規模の転勤はなく、たとえ異動があっても同じ営業エリア内なのでお客さまとの関係が途切れてしまうことがないからです。
育っていく街をお客さまと一緒に見守ってゆく楽しみがあるのも信用金庫ならではといえるでしょう。
職員にとっても、辞令ひとつで単身赴任や長時間通勤を余儀なくされる精神的な負担や、転勤によって人生設計が変わってしまうというデメリットが回避されます。組織も人も地域にしっかり根を下ろして、初めて本当の絆が生まれます。
建前と本音が当たり前の企業の中で、「地域とともに」という理念を、システムや体制にもしっかり具現化している信用金庫は、とても稀有な存在なのかもしれません。

Q3信用金庫の社会性・地域貢献について教えてください。
A3「地域とともに」「地域との共生」を掲げる信用金庫の社会貢献活動は、その歴史も古く、すでに多方面で実績を残しています。
中小企業診断士による企業再生支援、年金相談業務、各種ボランティア活動、献血活動、教育支援、交通安全運動、地域のお祭り参加、地域文化保護への支援など、その活動は多彩です。
これらの活動は決して多額の寄付をするような派手なものではありませんが、これが信用金庫の「地域貢献」です。
一方的な貢献ではなく、常に街の人たちとともに活動し、街の人たちと一緒に取り組むことが、信用金庫の基本だからです。
このように地域社会の一員として行動し、その役割を果たしていくこと、これが信用金庫の志向する社会貢献活動です。
Q4信用金庫のやりがいを教えて下さい。
A4信用金で働く「やりがい」ですが、その前になぜ就職するのか。就職して何を手に入れたいのか。それによって「やりがい」も全く異なってきます。
もし、皆さんが洋服と同じようなブランドを企業に求めるなら、信用金庫へ就職するのはやめたほうがいいでしょう。
信用金庫にはブランドはありませんし、また、それがないことを誇りに思っているからです。
私たちが信じるのはお客さまの「ありがとう」という言葉だけ。その言葉を聞くことが「やりがい」であり、そのために私たちは働いています。
預金をしていただき、融資をしたらそれで終わってしまう関係は信用金庫にはありません。
お客さまの人生や経営にトータルに関わっていくお付き合いができるからこそ「やりがい」があるのです。

募集・採用・仕事について

Q1どうやって申し込んだらいいのですか?
A1募集期間中に、ナビサイトよりお申し込みください。
Q2経済や法律系の学部ではないのですが大丈夫ですか?
A2経済や法律系の学部でなくても大丈夫です。業務に必要な知識については、入庫後の研修や通信講座で身につけることができますので安心してください。
Q3総合職と事務職の違いについて教えてください。
A3総合職と事務職の違いについては、「仕事について」のページをご覧ください。
Q4入庫後、職種の変更はできますか?
A4コース転換制度がございますので、要件等を満たせば職種の変更は可能です。
Q5勤務地や異動(転勤)の頻度について教えてください?
A5総合職については、営業エリア内の全ての店舗が異動対象となりますが、当金庫は、人縁・地縁を活かした営業活動を行っておりますので、なるべく出身地エリアにて力を発揮していただきたいと思っております。
事務職については、原則出身地エリア内限定での勤務となります。
また、異動(転勤)の頻度につきましては、総合職・事務職ともに原則3~5年程度となります。