ごあいさつ

当金庫は、令和3年2月に創立90周年を迎えることができました。これもひとえに、平素より当金庫をご愛顧、ご支援いただいております皆様方のおかげと深く感謝を申し上げ、ここに第90期の事業の概要と決算についてご報告いたします。

令和2年度の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により大きな影響を受けました。そのため、各国政府はあらゆる財政出動を行い、中央銀行は金融緩和策を継続したものの、経済成長は急激に鈍化しました。
また、日本経済においても、飲食・宿泊などのサービス業、運輸業などを中心とした様々な業種に大きな影響が及んでおり、コロナ禍以前の経済活動の水準まで回復するには今しばらく時間がかかることが予想されます。
鹿児島県内においてもお取引先のほぼ全ての業種において、大きな影響を受けました。そのため当金庫では、当初よりお取引先の資金繰り支援に全力で取り組みました。
新型コロナウイルス感染の収束は見通せない状況ですが、欧米ではワクチン接種による経済の再開もみられており、今後は、ヒトやモノの往来が活発になることも予想されます。今後の“アフターコロナ”を見据え、お取引先の事業継続を支援するため、本業支援や経営改善支援などの課題解決にあらゆる方面から取り組み、地域金融機関としての役割を果たしてまいります。

当金庫はこれまで「超・地域密着経営」として、地域の困りごと解決やお取引先の発展により地域が活性化することのお手伝いをしてきました。
今年度より始まる新3か年計画では「SDGs」をテーマに掲げ、お取引先の課題解決と地域創生に取り組むことといたしました。
これからも持続可能な地域社会の実現に向けた取組みを行うとともに、コンプライアンス重視の凛とした企業風土を確立し、地域へ元気を発信してまいりますので、今後ともさらなるご支援を賜りますようお願い申し上げます。

理事長 永倉 悦雄