- ホーム
- 法人・事業主のお客さま
- たきしんビジネスサポート
- 取り組み
- たきしんのM&A支援の事例
たきしんのM&A支援の事例
当金庫取引先によるM&Aの提案
概況
A社は、店舗商業施設用ディスプレー等のガラス工事業を営んでいますが、近年、店舗新築・改装の件数が減少していることから、代表者は先行きに不安を感じていました。
当金庫は、代表者とともに業況改善に向け取り組んでいましたが、代表者が急に体調を崩され、長期入院治療を余儀なくされることとなってしまいました。
当金庫は、代表者とともに業況改善に向け取り組んでいましたが、代表者が急に体調を崩され、長期入院治療を余儀なくされることとなってしまいました。
M&Aの提案
- A社は、代表者が入院中も、奥さまや従業員によって運営されていたものの、今後の事業継続や従業員へ事業譲渡した場合の会社の債務への連帯保証等に対する不安について、代表者から当金庫へ相談がありました。
-
上記相談の解決策を検討していたところ、当金庫取引先B社に施工部門の事業拡大の意向があることが判明し、A社およびB社へM&Aを提案しました。
<M&Aの提案条件>- (1) A社の取引先への営業権と作業所等の土地建物をB社が譲り受け、その代金によりA社は借入金を全額返済する。
- (2)自宅部分は、引き続き代表者が所有し、生活基盤を確保する。
- (3)A社の従業員は、B社が継続して雇用する。
- 当金庫は買収資金の一部をB社へ融資する。
結果
A社の従業員雇用の継続と代表者自身の生活基盤の確保という大きな2つの課題が解決されることから、A社代表者はB社によるM&Aの提案の受け入れを決断されました。
当金庫のお取引先企業には、後継者問題を抱える企業が多く存在しており、今後、事業承継に関するご相談がさらに増加することが予想されます。
当金庫は、より一層、円滑な事業承継が進められるよう、支援体制を強化していきます。
当金庫は、より一層、円滑な事業承継が進められるよう、支援体制を強化していきます。