「成長」のために
できることをすべて。

H.I
本店 常勤理事 本店長
1990年入庫
PROFILE
大学時代は経営学部に所属し、将来起業することを考えていたことから、経済の状況を俯瞰して見ることができる金融機関で働きたいと考えていた。中でも信用金庫はお客様との距離が近く、様々な業種の方と関われるため、成長できそうだと思い、入庫を決意した。

現在の仕事内容

本店長として店舗職員との経営方針や店舗目標の共有や融資案件等の取組の方向性を示すなど、店舗経営全般のマネジメントを担っています。
とはいえ、店の中で座って指示するだけということはありません。地域に密着した事業を展開し、お客様との親近感を大切にする我々信用金庫業界では、お客様と実際に触れ合う「Face to Face」を大切にしているからです。そのため本店長である私も、日々担当者とともにお客様を訪問し、お客様のニーズに合った様々なご提案をしています。本店は若い職員が多いので、一緒にお客様を訪問し、アドバイスすることで若い職員の活躍と成長を促すことなり、人材育成にも繋がると考えています。

仕事のやりがい

お客様から感謝のお言葉をいただいた時が「この仕事をしていてよかった」と一番やりがいを感じる瞬間です。特に私と一緒に仕事をしている部下職員がお客様から感謝の言葉をいただいた時には、この上ない喜びと達成感を感じます。大切に育てた部下が成長し、昇進昇格をしていく姿を見るのは本当に嬉しいことです。このような成功体験は必ず私も含めた職員の成長につながると思いますし、こうした体験をいかに多く経験させるかが私に課せられた大きなミッションだと思っています。私は本店長として職員が円滑に業務をこなせる環境を整え、部下と一緒にお客様のもとに訪問し、若手の成長にいかにつなげるかを考えています。

ある1日のスケジュール

8:00
出勤/通達類や書類の確認
8:45
朝礼にて各種情報の共有や伝達事項の確認
9:00
お客様訪問/各種課題解決のご提案や要望事項のヒアリング
12:00
本店内の食堂でランチ
13:00
お客様訪問/各種課題解決のご提案や要望事項のヒアリング
16:00
帰店/各種書類のチェック
17:15
退勤

仕事上の印象的なエピソード

卸売業を営むお客様の事業拡大のために、設備資金を融資した際の体験が印象に残っています。そのお客様は売上拡大により、既存の設備では手狭になっている状況でした。そこで新しい配送センターの建設を検討していたのです。企業が信用金庫からお金を借りるためには、融資の必要性や返済見込みなどを証明しなければなりません。そこで必要性の疎明として新配送センター稼働後の様々なシミュレーションを実施しました。しかしながら、我々は金融機関人としてはプロでも、融資先の業界の専門知識まではありません。そこでお客様に幾度となくヒアリングを実施し、様々な指標を確認しながら一緒に事業計画書をつくり上げ、新たな配送センターを稼働させたその企業は、今では当時の2倍の事業規模に成長しました。お客様の業界の一般的な特徴に加え、様々な業界独自の事情を踏まえた計画を一緒になって考えた経験は、その後の私の「お客様との関係性」においての理想として礎となっています。

これから仕事でチャレンジしたいこと

お客様の上場に携わるチャレンジをしてみたいです。私は大学時代には将来起業して、この夢を叶えたいと思っていました。しかし千葉信用金庫で働くうちに、当金庫の職員として、その夢を叶えたいと思うようになりました。信用金庫は利益追求の組織ではなく、地域の方々が一緒になって地域の活性化を図ることを目的とする共同組織の金融機関です。そのため、営業エリア外のお客様を担当することはできないことに加え、中小零細企業をサポートする専門金融機関なので、上場企業に融資することもできません。融資した企業が上場した場合は、取引が制限されてしまうという問題もあります。しかし、自分がサポートした企業が誰もが知っているような企業に成長したら、この上ない達成感があると思います。「あの有名企業の上場や事業拡大は私がお手伝いしたんです」と誇れるような仕事をしてみたいです。

応募者へのメッセージ

就職活動をしていると迷うこともたくさんあるかと思いますが、最終的には自分の成長につながるような選択ができるといいと思います。私自身入庫したみなさんが成長しやすい職場をつくることは本店長としての大事な役割だと考えています。当金庫は研修制度も充実していますし、先輩職員の面倒見もいいです。ぜひ当金庫に入庫して、成長していただけると嬉しいです。