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地域とともに

地域密着型金融の取組み

気仙沼信用金庫は、宮城県北、岩手県南地域を事業区域として、地元の中小企業や住民が会員となって、お互いに助け合い、お互い理解していくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の金融機関です。
地元のお客様からお預かりした大切な資金(預金積金)は、地元で資金を必要とするお客様に融資を行って、事業や生活の繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員として地元の中小企業者や住民との強い絆とネットワークを形成し、地域経済の持続的発展に努めております。また、金融機能の提供にとどまらず、文化、環境、教育といった面も視野に入れ、広く地域社会の活性化に積極的に取り組んでおります。

東日本大震災からの復興支援の取組み

気仙沼信用金庫は、被災地に本店を有する金融機関として震災3日後に営業を再開しました。金融の円滑化に貢献するとともに、国・地元行政、NPO法人、大手企業等と連携を図り、被災事業者の事業再開に向けて様々な新規プログラムを展開しました。
特にNPOプラネットファイナンスジャパンとの協働による「三陸復興トモダチ基金」を活用した助成制度・利子補給制度による支援は、NPOと金融機関のコラボという画期的な取り組みとなりました。
また、三菱商事復興支援財団等の外部機関と連携、これまで培ってきた地域とのつながり、お客様とのつながりを活かして、信用金庫ならではの細やかな事業支援を行ってきました。
今後も地域ニーズの掘り起しに努め、信用金庫の持つネットワークをフル活用し、地域に貢献してまいります。

一般財団法人気仙沼しんきん復興支援基金の設立

一般財団法人 気仙沼しんきん復興支援基金は、「公益財団法人 日本財団」と「公益財団法人 三菱商事復興支援財団」の力強いバックアップを受け、2013年12月被災地域の復興に資することを目的に設立されました。
一般財団法人 気仙沼しんきん復興支援基金では、「利子補給制度」・「ソーシャルビジネス等支援制度」・「産業復興支援制度」を活用し、気仙沼信用金庫と連携を図りながら地域の課題解決や地域活性化に向けた包括的な支援を行い、~次世代に誇れる三陸を創る~ことに貢献してまいります。

  • 地域経済の振興と地域社会の健全な発展に貢献することを目的とする。
  • 被災地域の産業復興や雇用創出への支援
  • ソーシャルビジネスやコミュニティビジネスへの支援


公益財団法人日本財団「わがまち基金」プロジェクト

三菱商事復興支援財団との復興支援

気仙沼信用金庫は三菱商事復興支援財団と協働で、東日本大震災で被災した事業者の復旧・復興を支援してまいりました。
三菱商事復興支援財団は気仙沼信用金庫とともに岩手県陸前高田市で再建したホテルを第一号案件として、以後当金庫の支援先11先へ投融資をはじめ経営支援や販路支援など様々な取り組みで被災地の経済再生、事業者再建に協働で取り組みました。
また、気仙沼市と三者共同で「気仙沼きぼう基金」を設立しました。
気仙沼信用金庫が事務局を担い、三菱商事復興支援財団が支援する気仙沼市内の事業者から得られる配当と気仙沼信用金庫の寄付金を原資に地域の活性化へ再投資されています。

三菱商事復興支援財団との復興支援
三菱商事復興支援財団はこちら

三陸復興トモダチ基金

三陸復興トモダチ基金は国際NGO「プラネットファイナンス」の日本法人「NPO法人プラネットファイナンスジャパン」と国際的な緊急援助団体「Mercy Corps」(メーシーコープ以下MC)気仙沼信用金庫が連携し、日本初のNPO法人と金融機関の連携によって設立された基金です。
MCより200万ドルの資金提供を受けて設立されたこの基金は、米国半導体製造大手の「エヌビディア社」ユニクロを展開する「(株)ファーストリテイング」米国航空宇宙機器開発製造大手の「ボーイング社」の資金提供を受けて、「1新規事業創出助成」「2雇用サポート助成」「3復興支援融資の利子補給」「4障がい者のアクセス改善」の助成を通じて、これまで支援の手が行き届かなかった事業者へも広く支援を行き渡らせ、423事業者約23億6千万円の支援を行っています。

三陸復興トモダチ基金報告書はこちら
ユニクロ復興応援プロジェクト

また、気仙沼信用金庫とプラネットファイナンスジャパンはJPモルガンチェース財団の助成を受けて小規模事業者や女性起業家などの支援を行う「東北スモールビジネス振興プログラム」を実施しています。

SDGsの取組み

地域貢献とSDGsの取組みとして、岩手県陸前高田市「高田松原」宮城県気仙沼市「港町周辺一帯」気仙沼市本吉町「小泉海岸」において地域内環境美化活動を行いました。

  • SDGsの取組み
  • SDGsの取組み
  • SDGsの取組み

マネースクールの開催

気仙沼信用金庫では金融教育の一環として地元の小中学校などでマネースクールを開催しています。令和5年度には本吉響高校において新社会人になる高校3年生を対象に、目的を持った貯蓄の必要性や成人年齢引き下げによってさまざまな契約の注意点などの授業を行っています。

  • マネースクールの開催
  • マネースクールの開催

取引先の販路支援などの取組み

気仙沼信用金庫は取引先のビジネスフェア出展支援のほか販路拡大支援を行っています。

ビジネスマッチ
  • ビジネスマッチ
  • ビジネスマッチ
  • ビジネスマッチ
ひがしんビジネスフェア
  • ひがしんビジネスフェア
  • ひがしんビジネスフェア

地産・都消プロジェクト

気仙沼信用金庫と東京東信用金庫は業務提携基本協定を結び東京海洋大学を加えて「地産・都消プロジェクト」を行っています。

東京東信用金庫業務締結基本協定締結式
  • 東京東信用金庫業務締結基本協定締結式
  • 東京東信用金庫業務締結基本協定締結式

「地産・都消プロジェクト」は2016年東京都墨田区の飲食店で気仙沼産水産物の流通拡大を目指して事業を開始、気仙沼港に水揚げされたサメを使った給食やメカジキの商品開発などに取り組み、消費拡大に取り組んでいます。

  • 地産・都消プロジェクト
  • 地産・都消プロジェクト
  • 地産・都消プロジェクト
東京海洋大学との協定締結式
  • 東京海洋大学との協定締結式
メカジキ弁当の販売
  • メカジキ弁当の販売
  • メカジキ弁当の販売
おかえり館での気仙沼フェア開催
  • おかえり館での気仙沼フェア開催
  • おかえり館での気仙沼フェア開催

●東京東信用金庫との取り組みが信用金庫社会貢献賞にて 「Face to Face賞」を受賞しています。

  • Face to Face賞
  • Face to Face賞