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理事長

平松 廣司

Hiroshi Hiramatsu

Profile

1949年横須賀市生まれ。横浜市立大学大学院修士課程修了(金融論)。1972年三浦信用金庫(現かながわ信用金庫)に入庫。2008年理事長に就任。神奈川県信用金庫協会会長、横須賀商工会議所会頭などの役職も担う。

トップインタビュー


TOP INTERVIEW

地域と職員に強くてやさしい
存在感のある信用金庫

01

強くてやさしい、

地域に不可欠な存在を目指して

地域に不可欠な存在を
目指して

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地域の経済を支えていくのが信用金庫の使命。このため当金庫は、安定した財務・経営を意味する「強さ」と、安定を地域の中へと還元していく「やさしさ」という二つのコンセプトを掲げています。三浦半島は海も山もある風光明媚な土地柄。農業や工業などの地場産業だけでなく、観光サービスの適地でもあります。こうした特徴を前面に出し、地元の大学や企業などとともに経済効果を生む取り組みを行ってきました。今度も昔ながらの固定概念にとらわれず、あらゆる業種や業態を超えてこの地域のリーダーシップを取っていきたいと考えています。

「かながわ信用金庫」へ名称変更してから、2024年1月で10年を迎えました。「かなしん」という愛称も浸透し、預金積金、貸出金ともに大幅に増加しています。けれども当金庫では、規模の拡大も大切かもしれませんが、「この地域になくてはならない存在になること」を最も大切に考えています。今後はこの取り組みをさらに強化し、お客さまの生涯にわたるすべての相談を受けられるようにしていく予定です。「かなしんに行けば夢が叶う」「どんな話でも聞いてもらえる」と思っていただける、必要不可欠な存在になることを目指しています。

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02

お客さまと直に

向き合う機会を大切にしていきたい

向き合う機会を
大切にしていきたい

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近年、メガバンクを含む銀行や信用金庫は、効率化を優先し、店舗を閉鎖する傾向が見られます。これに対し当金庫は「かながわ」のお客さまと対面できる機会を増やすことを戦略の一つとして取り組んでいます。当金庫の営業地域はエリアごとに違う地域経済があります。それぞれの地域の人々の思いに寄り添う当金庫ならではの経営手法を発揮できれば、どのような地域でも必ずお役に立てるはずです。

人権、公平、平等に対する考え方が世間でよく取り上げられていますが、当金庫には、以前からこうした考えを尊重するしっかりとした土台があります。職員からの要望、要請にも迅速に対応してきました。ダイバーシティの概念をもち、当金庫が培ってきた組織文化の多様性をアピールしながら、ブランド力の向上も図っていきたいと思っています。

03

地域の中で叶えたい夢を
持ち続けてほしい

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当金庫は地域金融機関なので、地域への愛情や愛着を深めながら仕事ができます。みなさんにはぜひ、この地域でどのような役割を果たしたいのか、自分なりに考えた夢を持っていただきたいと思います。もちろん描いていた夢が入庫してすぐに実現するとは限りません。お客さまと触れ合い、行事に参加し、相談や悩みを聞くという場面に自分がいることに意義を感じられる職員に育ってもらいたいと思っています。

当金庫が目指す「働きがいのある働きやすい職場」の中で豊かな人生を送ってください。自分を高める意欲のある人を受け入れる体制も整っています。熱意は必ず伝わります。ぜひ、当金庫で夢を叶えてください。

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PICK UP

平松理事長の思い出の仕事

お客さまに感謝され、成長させていただき、今がある

お客さまに感謝され、
成長させていただき、
今がある

融資を担当していた駆け出しの頃、50名ほどが暮らすエリアに、皆でマンションを建てて住み替えたいというご相談を受けました。ぜひ力になりたいと自分から提案し、設計から完成までつきっきりで担当。この仕事が私の転機となりました。まさに信用金庫の職員冥利に尽きる仕事で、その後もおつきあいが続き、理事長に就任したことより印象深い思い出です。始まりは偶然ではありますが、日々の取り組みの中にきっとこうした機会があるはずです。ぜひチャンスを掴んでください。

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「渋沢栄一の思想『論語と算盤』と信用金庫経営」

平松理事長著書/神奈川新聞社刊

専務理事に就任した際に責任の重さを改めて感じ、経営者としての理念を学ぶために本格的に渋沢栄一の研究に着手。著書は、発表した論文と信金中央金庫発刊の信用金庫新聞での連載、講演会等をまとめたもの。現在も信用金庫経営の傍ら、ライフワークとして渋沢栄一の研究を継続している。

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