KANASHIN STORY

最先端の技術を支える
企業をサポート

お取引企業が資金計画で悩んでいた時、
他の金融機関からは対応策がない中、
かなしんの担当者は何に注目し
どのような提案を考えたのか。
徹底して寄り添う姿勢で、
日本が誇る技術をもつ中小企業の
明日をともに作り上げていく。
事業計画に沿った健全な経営のもとで
さらなる飛躍を目指すまでを紹介します。

本部
顧客サポート部
中野 哲宏〈2001年入庫〉

中野 哲宏の画像

2019年10月、中小企業診断士資格取得。現在は顧客サポート部にて課長代理を務める。企業を一時の経営状況だけでは判断せず、現場にも赴き、確かな目で現状を把握し経営をサポートしている。

営業店
融資渉外係
大宮 武〈2009年入庫〉

大宮 武の画像

融資渉外係や審査部審査企画課などを経て、現在は融資渉外係支店長代理。これまでの担当者が築き上げてきたお取引先との信頼関係のもと、価値ある提案を重ね関係強化に努めていく。

横浜プレシジョン株式会社
代表取締役 鈴木 佳則 様

鈴木 佳則の画像

1946年創業、メッキの加工、特殊工程管理、技術開発を行う同企業の4代目。世界水準の品質と技術で、航空宇宙関連部品、高層ビルに使われるアルミニウム電線のメッキ加工などを手がける。

KANASHIN STORY

最先端の技術を支える
企業をサポート

お取引企業が資金計画で悩んでいた時、
他の金融機関からは対応策がない中、
かなしんの担当者は何に注目し
どのような提案を考えたのか。
徹底して寄り添う姿勢で、
日本が誇る技術をもつ中小企業の
明日をともに作り上げていく。
事業計画に沿った健全な経営のもとで
さらなる飛躍を目指すまでを紹介します。

三人が外で会話している画像

本部
顧客サポート部
中野 哲宏〈2001年入庫〉

中野 哲宏の画像

2019年10月、中小企業診断士資格取得。現在は顧客サポート部にて課長代理を務める。企業を一時の経営状況だけでは判断せず、現場にも赴き、確かな目で現状を把握し経営をサポートしている。

営業店
融資渉外係
大宮 武〈2009年入庫〉

大宮 武の画像

融資渉外係や審査部審査企画課などを経て、現在は融資渉外係支店長代理。これまでの担当者が築き上げてきたお取引先との信頼関係のもと、価値ある提案を重ね関係強化に努めていく。

横浜プレシジョン株式会社
代表取締役 鈴木 佳則 様

鈴木 佳則の画像

1946年創業、メッキの加工、特殊工程管理、技術開発を行う同企業の4代目。世界水準の品質と技術で、航空宇宙関連部品、高層ビルに使われるアルミニウム電線のメッキ加工などを手がける。

三人が会話している画像

課 題

まずは顧客の立場で
現状を正確に把握

担当者に相談が入ったのは2019年。当時は複数の金融機関から融資を受けており、返済もそれぞれ。このため状況がより複雑になっていました。「状況を整理し、返済の見通しも立てやすい融資の1本化を目指したい」。これにはきちんとした事業計画のもとで、返済の明確な道筋を立てなくてはなりません。そこで顧客サポート部と連携し、事業計画を策定していくことになりました。「他の金融機関は要求も厳しく、とても残念に感じたことを覚えています。一方でかなしんさんは、親身に私どもの立場で考えようとしてくれました。血の通った温かみのある対応でした」と、鈴木社長は当時を振り返ります。

 横浜プレシジョン株式会社の外観の画像 鈴木 佳則の画像

戦 略

顧客の事業に対する理解と
業界に関する調査で
より確かな事業計画に

業界を知ることが支援の第一歩。顧客サポート部の中野は主力製品の市場分析や社内外の事業環境を調査し、現状分析資料を作成しました。長期的な業績推移、トレンドなどを把握し、改善すべき点も共有。鈴木社長と話し合いを重ねながら内容のブラッシュアップを行い、経営課題を解決するための具体策を提案しました。「社長はいつも協力的で、事業への熱意がありました。実際に工場を案内してもらった時の、若い従業員がハツラツと働く姿や整理整頓されている職場の様子なども印象に残っています。数字には表れない部分でもこの会社なら大丈夫だと確信しました」と話します。

かなしんの外観の画像 中野と大宮が会話している画像

解 決

国の施策と合わせた
支援を開始

2020年7月に計画書が完成。当金庫内でも融資に向け一気に話が進み、10月に融資が実行されました。ちょうど同時期に、コロナ禍における財務基盤の強化、経営力の向上を目的として、日本政策金融公庫が資本性ローンの貸付をスタートしており、当金庫の施策と組み合わせた金融支援を提案。審査も無事に通り、経営基盤のさらなる安定と業績の向上につながりました。
当時の担当者は、「無事に融資が実行でき、社長からも感謝されて良かったです。大変だった分なかなか簡単に経験できることではありません。この仕事をやっていて良かったと感じる瞬間でした」と回想します。

大宮と鈴木が会話している画像 工場内の画像

その後

親身に寄り添う関係を継続し
さらなる夢の実現を

計画どおり順調に進み、新しい受注にも積極的に取り組める体制が整いました。発注先企業の専用ラインを導入するほど業績も伸びています。けれども鈴木社長は、本当のスタートはここからだと語ります。「強みの一つである技術力を活かし、他の企業との差別化を進めていくつもりです。事業計画を見直したり、新たな設備投資を検討したり、今後も相談にのっていただきながら、お互いにメリットのある関係を続けていきたいと思っています」。
これからもさらなる夢を語っていただき、その実現のお手伝いを当金庫が担っていきたいと考えています。

三人の笑顔の画像
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