ごあいさつ

当金庫のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
平素より、私ども福島信用金庫に対して格別のご愛顧、ご支援をいただき心より厚く御礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染症について、昨年5月にインフルエンザと同等の5類に引き下げられ、政府による行動制限が緩和されたことにより、経済も緩やかな持ち直しの動きが見られるようになりました。また、日本銀行は、金融政策決定会合において、3月にマイナス金利を解除し、7月には追加利上げを行うなど金融政策の正常化に踏み出し、金融機関の経営環境も改善に向かいつつあります。
しかしながら、地域経済社会は、少子高齢化、人口減少、コロナ禍の長期化による影響、資材燃料価格高騰、人手不足や事業承継の問題など多岐に亘る課題を抱えております。
このような状況の中、当金庫では、お取引先と地域経済が力強く回復できますよう、お客さまに寄り添い、外部機関や業界ネットワークを活用して、多様化するお客さまのニーズに適切・迅速に対応し、地域をしっかり支えて参りたく考えております。

さて、このたび当金庫では、令和5年度の業績ならびに経営内容を掲載しましたディスクロージャー誌「2024福島信用金庫のあらまし」を作成いたしました。ご高覧いただき、当金庫へのご理解をより一層深めていただければ幸いに存じます。
地域に根差した協同組織金融機関として、会員、お客さま、地域が抱える課題の解決に尽力し、地域社会全体の成長に貢献することを目指し、この難局を乗り越えるべく立ち向かって参りますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年8月
理事長 樋口郁雄