私たちの成長 Staff Voice-03 入庫3年目 ―

同期対談

職員を“人財”と考え、教育や培った力を発揮できる職場づくりに力を注ぐ『たかしん』。同期と切磋琢磨できることも大きな魅力のひとつだ。実際に第一線で活躍している同期職員2名に、同期の絆や職場の魅力等について語り合ってもらった。

阿久津 圭佑

生まれ育った高崎に貢献できる仕事を求めて『たかしん』に入庫。支店の預金係や融資係を経験し、3年目から営業係にステップアップ。2023年に理事長表彰を受ける実績を上げ、2024年4月から本部の企業サポート部に異動した。

生方 健一朗

『たかしん』を選んだのは、100年以上にわたって高崎の発展を支えてきたことに魅力を感じたから。支店の融資係を1年経験し、営業係にステップアップ。2022年、2023年と連続で理事長表彰を受ける実績を上げ、2024年4月から本部の企業サポート部に異動した。

良きライバルとして、仲間として一緒に成長していく喜び

お互いをライバルと感じた新入職員研修

お互いに相手を認識したのはいつのことでしたか?

私は入庫前研修のときですね。いいライバルになりそうな予感がしました。(笑い)

私が阿久津さんを明確に認識したのは、新入職員研修の自己紹介のときです。元気よく自己紹介したことに好印象を持ちました。

研修での思い出はありますか?

新入職員研修より、入庫前研修で株式会社である銀行と共同組織である信用金庫との組織的な違いに関するレクチャーを受けたことがとても印象に残っています。

私は研修そのものより同期との懇親会が印象深かったですね。アルコールの力も借りて、いろんなことを話し合うことができ、楽しい時間を過ごすことができました。

同期で懇親会等を開くことはよくあったのですか?

入庫して2年目くらいまでは、よく懇親会を開いていたと思いますが、年数が経つにしたがって徐々に少なくなりました。それでも、同期のグループLINEがあって、結婚の報告を上げたりしています。

同期との懇親会で覚えているのは、一緒にイモ掘りのイベントに参加したことです。室田支店のイベントで、同期から誘われて行くことになりました。

そうそう、そんなこともありましたね。イベントの後、相間川温泉に浸かって疲れを癒したのを思い出しました。

同期の営業成績に刺激を受け、自己成長につなげる

店舗に配属になった後のOJT期間には、どんな思いを持ちましたか?

金融業務に関する知識やスキルがまったくなかった私が着実にスキルアップできたのは、先輩方の親身になったOJTのおかげだと思っています。ただ、標準的なキャリアステップでは1年間内勤をして営業係にステップアップするところを、私の場合は店舗の事情で2年間、内勤をすることになりました。同期がどんどん営業係に配置換えになるなか、焦る気持ちもありました。

先輩方のOJTのおかげで成長できたことは同感です。また、私の場合は1年で営業係になれたのですが、別の焦りがありました。というのも、配属になった本店は組織が大きいので、融資係についても業務が分担制だったので、同期に後れをとっているのではないかと不安でした。

「隣の芝生は青く見える」もので、どうしても同期と自分の立場を比較してしまいますよね。

営業係にステップアップして以降は、どんな関わり方だったのですか?

2年目の内勤のときは、あまり意識しなかったのですが、3年目に営業係になって自分の名前が出るようになると、さすがに意識するようになりました。ときに、成績の良い同期に探りの電話を入れたこともあります。(笑い)

営業係になると、毎月の営業成績が数字で発表されるので、同期の営業成績は常にチェックしていました。私より数字を上げている同期がいると、もっと頑張ろうというモチベーションにつながりました。

お二人は2023年、理事長表彰を受けられたと聞きました。成果を上がるようになったきっかけが何かありますか?

営業係になってコツコツ取り組んできたことが実になってきたことが大きいと感じています。法人のお客様の場合、融資はもちろんのこと、節税対策や事業継承のことなど様々なご相談を受けます。これらに対応するためには、相応の知識が必要で、毎日少しずつでも自己啓発をしてきたことが結果につながりました。

生方さんが前年に理事長表彰を受け、刺激を受けたことがきっかけになったかもしれません。上司に営業同行してもらったときでも、少しでも自分の身にしたいという気持ちが強まったのです。結果、スキルアップにつながったと思っています。

一緒に部署になり、関係性が気の置けない仲間に

2024年4月から一緒の部署になりましたが、お二人の関係性はどう変わりましたか?

支店時代は、いい意味でのライバルといった感じでしたが、一緒の部署になり、今は何でも相談し合える気の置けない仲間といった感じです。

新しい部署に異動になって、同期がいるということはとても心強いですね。私も生方さんには真っ先に何でも相談できます。

お互いの仕事ぶりをどう感じていますか?

阿久津さんは、いろんなお客様と関係性を築くのが上手いと感じています。人柄でしょうね。

一緒に新入職員研修を受けた時とは、まったくの別人といった感じです。知識が豊富なことはもちろん、融資案件がとても得意な印象です。

新しい部署になって仕事のやりがいで変わってきた部分はありますか?

営業係時代は『たかしん』と信頼関係のあるお客様がほとんどでしたが、企業サポート部ではあまり親交のないお客様が対象です。当然、仕事の難易度が高くなりましたが、その分、お取引いただけたときの喜びが大きくなりました。

阿久津さんの言うように、まさに新規開拓の醍醐味がある仕事ですね。ビジネスマッチングなどのビジネス支援を通して地域のお客様の課題解決のお手伝いができるのは、本当にやりがいがあります。

最後にお二人の今後の目標を教えてください。

企業サポート部は、さらにスキルアップにつながる仕事ができる部署です。しっかり経験を積むとともに、簿記など資格取得にも積極的にチャレンジすることでキャリアアップしたいです。

現状、見た目と役職が追い付いていません。お客様のところに行くと、管理職に見られるくらい貫録があるようです。(笑い)
まずは見た目どおりになるようキャリアアップしたい。その点、企業サポート部はほぼ新規のお客様が対象になる部署です。お客様のご要望に応えるために、より幅広い知識・スキルが求められるので、自己成長につなげていきたいと思っています。

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