都内の大学に進学し、県外での暮らしを経験。群馬の暮らしやすさを再認識して、就職活動ではUターンを選択した。なかでも、地域への貢献度が高い<たかしん>を選ぶ。オフタイムは、中学校時代の友人と過ごしたり、趣味の料理やお菓子づくりでリフレッシュを図っている。
生まれ育った高崎に貢献したいという思いから、長年にわたって地域と共に歩んできた歴史を持つ<たかしん>に入庫した。本店営業部に配属になり、預金係の流動性預金や庶務係を経験。現在は窓口係として活躍している。学生時代はラクロス部に所属。「ぐんまマラソン」にも毎年参加し、フルマラソンへの挑戦も計画している。
メンター、メンティになった感想から教えてください。
私も入庫1年目にメンター制度の恩恵を受けた1人です。新米の社会人として、いろんな不安があったなかで、業務以外のことまでメンターの先輩に相談でき、とても心強く思ったものです。初めてメンターの指名を受け、そのことを思い出しました。どこまでサポートできるかわかりませんが、今後は私がメンターとして頑張ろうと思いました。
メンター制度があることは、就職活動をしていたときの会社説明会で知りました。他社の説明会では聞いたことがなかったので、<たかしん>の人材育成に対する姿勢を実感することができたのです。入庫すれば、初めてのことばかりで、いろいろ心配事が出てくると思っていたので、<たかしん>を選ぶきっかけのひとつにもなりました。
初めて制度を利用したときのことを覚えていますか?
メンター制度では、月に1回くらいの割合で一緒に食事等ができる手当が支給されます。そこで、何が食べたいかを生方さんに確認。パスタが食べたいとのことだったので、おいしいパスタのお店に行きました。面と向かって2人だけでお話するのは初めてだったので、お互い緊張していたことを記憶しています。
高崎はパスタがおいしいイメージがあったので、リクエストしました。確かに、丸茂さんがおっしゃられたとおり、初対面ということで緊張していました。そんなこともあって、2回目のときは一つ上の先輩も誘っていただき、3人での会食になったのです。私も、こんな気遣いができるようになりたいと思いました。
メンター、メンティとして、どんなことを心掛けていましたか?
メンター制度は、業務以外の悩みを気軽に相談できるようにするためのものです。どんなことでも、気兼ねなく相談できる雰囲気づくりを心掛けました。先ほど、生方さんが紹介してくれたように、2年目の職員を誘ったのも、そのためでした。
会社がせっかく用意してくれた制度です。不安や疑問に思ったことは何でも相談しようと思っていました。でも、最初の食事会では緊張して、うまく相談できなかったのは先に申し上げたとおりです。でも、2回目は一つ上の先輩も同席されたので、職場のことはもちろんプライベートなことまで相談できました。
相談したことで、一番印象に残っていることを教えてください。
仕事でミスをしてしまったことです。特に、最初の頃は電話の内線と外線の違いがわからず、とんちんかんな応対をしてしまうことがありました。そこで、丸茂さんに相談。適切なアドバイスをいただくことができたのです。実際、アドバイスどおりに応対したところ、上司に応対を褒められました。
失敗って、誰にでもあるものです。当然、私も新入職員の頃は、たくさんの失敗をしました。失敗をすると、自信を失くして萎縮してしまいがちです。そのときのことを思い出して、アドバイスしたことが良かったようです。最近では、少しずつ自信が持てるようになってきたのを感じています。
メンター、メンティになって良かったと思うことはありますか?
メンターを務めたことで、先輩としての自覚が深まりました。自分としては、2年目になって後輩ができても、先輩に頼る部分が少なくありませんでした。それがメンターとして後輩をサポートするようになって、自分が後輩の手本にならなければという気持ちが芽生えたのです。
先輩のアドバイスのおかげで、少しずつ仕事に自信が持てるようになりました。9月くらいからは、窓口が忙しいとき、そのフォローもしようと心掛ける余裕もできたのです。おかげで、お客さまとのコミュニケーションも徐々にスムーズにできるようになってきたと感じています。
最後に今後の2人の目標を教えてください。
窓口係としては、お客さまに様々なご提案できる商品知識等を身に付けるとともに、お客さまニーズを引き出すための声掛けができるようになりたいですね。また、まだ経験したことのない係もあるので、様々な部門の経験もして、後輩の手本となり、指導していけるようになりたいと思っています。
いずれは、先輩方のように、お客さまに最適な金融商品をご案内できる窓口係になりたいです。そのためにも、まずは日々の事務処理を正確・丁寧にすること。その上で、スピードも意識していきたい。上司や先輩のアドバイスを活かすことはもちろん、自分自身でも努力・工夫して着実にスキルアップしていきたいと思っています。