金融機関コード:1561

ごあいさつ


会長   近藤 実

理事長   石川 清成
平素は、西尾信用金庫に格別のお引立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
今年も、皆さま方に当金庫の経営方針や現状をお伝えするための「DISCLOSURE2026」を作成いたしましたので、ご高覧いただき、当金庫をより一層身近な金融機関としてご理解いただければ幸いに存じます。

さて、令和7年度の我が国経済は、緩やかな景気回復が続き、好調な大企業業績やインバウンド消費拡大を背景に日経平均株価が最高値を更新する一方、円安や原材料価格高騰、人件費上昇に起因する物価上昇により、価格転嫁が遅れた中小零細企業の経営が圧迫されたほか、勤労者の実質賃金も目減りしました。こうした中、日本銀行は12月に0.25%の追加利上げを行って政策金利を0.75%とし、長期金利も物価動向や金利先高観を映して上昇しました。加えて、米国の関税政策の影響が続いたほか、中東情勢緊迫化で供給不安から原油価格が急騰し、不透明感が強まりました。

このような状況下、当金庫では、12月に金融庁が公表した「地域金融力強化プラン」も踏まえ、事業を営むお客さまの稼ぐ力改善に向け、資金支援に加え、販路拡大や人材紹介、DX支援、M&A・事業承継支援などのコンサルティングを通じた伴走型支援に注力しました。また、個人のお客さまには、資産形成支援として、キャンペーン定期預金の発売や、投資信託や保険など預かり資産のご提案を進めました。

これらの結果、令和7年度の業績は、預貸金とも順調に業容を拡大した一方、利鞘拡大の遅れから最終利益は前年度をやや下回りました。この過程で、堅調な株式相場を受けて利益確定を行う一方、売却損を計上して低利の保有債券を高利のものに入れ替えるなどポートフォリオ改善を進めました。自己資本比率も16.49%と、引き続き国内基準の4%を大きく上回り、全国的にも高い水準を維持しております。これもひとえに皆さま方の温かいご支援、ご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます。

令和8年度も社会経済や金融環境の変動が予想されるため、各種リスクコントロールを強化のうえ、経営基盤強化と業績向上に取り組んでまいります。また、お客さまへの情報提供やコンサルティングを通じ、お客さまの課題解決に向けた取り組みを進めるほか、進展著しいAIを取り入れるなどDXを推進して、より良いサービスのご提供に努めます。そして、お客さまとの絆づくりと地域の持続的発展に向けて邁進してまいります。

今後とも、変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

 
令和 8 年 7 月

会 長 近 藤    実

理事長 石 川 清 成

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